少食と朝断食の効果

食事の量がグンと減りました。
何も少食療法を気にしているからではありません。
朝は抜いて、昼食を食べると夕食は青汁程度。
ほとんど何もいらない時もあります。

それで空腹感に悩まされるかといえば、そうでもなく、
翌日の昼まで20時間前後胃腸を休めるとようや
く食べられるようになります。

これは朝抜きで胃が小さくなったのかもしれません。

夜は眠れます。気絶に近い睡眠ですが胃腸の負担が少ないため入眠が
比較的楽になりました。

ただ仰向けが首や背中の筋肉のコワバリで圧迫され、苦しいです。

筋肉のコワバリと歪みが背部、首に頑固としてあり、
これが神経を圧迫して苦しいのです。
しかしこの筋肉のコワバリと歪みは、
朝断食と少食でずいぶん緩和されることを発見しました。

筋萎縮とい筋肉の痩せを心配するあまり、食べてはいけないのです。

栄養は生野菜とリンゴでつくったスムージー(青汁)でほとんど足ります。

これに白米と肉料理か魚料理で十分です。

質が良いなら食べる量を少なくして胃腸の負担を軽くすること即ち少食が
慢性的な症状の緩和に役立つのです。

食事の量を少なくすることで自然治癒力が働くのです。

そして自然にベンゾジアゼピン薬剤の量が減ります。依存が無くなります。
私はレキソタンを11月6日に断薬して1か月以上断薬成功です。
断薬そのものに関しては少食と朝断食が奏功しました。
化学物質を体が拒絶するようになったのです。

しかし、ベンゾの厄介な点は、上述した通り「筋肉のコワバリと歪み」が強く
なることです。

ベンゾの弛緩作用の反作用の筋硬直が慢性的に起こります。
これは運動しても治りません。

むしろ運動が困難になるほど筋肉が減り動きが阻害されるからです。

これに有効なのは少食、朝断食なのです。

最初は慣れないものですから空腹感と食べ物への執念で苦しくなりますが、
1か月程度で慣れます。

朝断食と少食で便通が良くなります。排毒、解毒が起こるのです。
つまりデトックスができるのです。

デトックスすることで脳神経の圧迫、支障が緩和され、ベンゾ離脱による筋硬直、
コワバリが緩和されるとも考えています。

神経伝達物質=ニューロンがベンゾによって一部破壊されていても、
朝断食や少食のデトックス効果で改善が期待できます。

まだ闘病中で断言するほどではありませんが、少なくとも3年以上の状態観察から、
過食はよくなく、少食と朝断食の解毒効果でベンゾ離脱と
後遺症緩和がもたらされたのは事実です。

普段食べ過ぎていることに気をつけてください。過食はベンゾ依存・中毒と同じです。

向精神薬も食べ物も「減らす」ことで自らの依存度がわかります。

体の自然の声に耳を傾けてください。

朝断食と少食による体内浄化作用でベンゾによる神経変性にもある
程度の効果があるように思えます。

即ち体内に溜まっていた毒素が断食の自己融解作用で溶け出すのです。
それにより神経を圧迫していた有害物質から発生する毒素が消え神経も正常化
するように思えてなりません。

これは仮説です。甲田光雄先生の著書にこのような記述がありました。
自分もやってみたところ腹部膨満感、左肩の強度のコリが緩和してきました。

筋肉の量より、体内の毒素を浄化することがこのベンゾによる神経変性に効果が
あるように思うのです。

ただ食事量を減らせば良いのではなく、青汁のようなビタミン、
ミネラルといった栄養素の高い食材を選ばねばなりません。

またプチ断食といえど食事を断つことは精神疾患をひき起こす危険もありますから
書物やWEBページで調べることが最低限必要です。

とりあえず、「胃腸に負担をかけない」という視点から朝断食に取り組むのが、
その後のドカ食いなどの反動も失敗もないやり方です。

過食飽食の時代にこの理論は受け入れられないでしょう。
しかし過食飽食に明け暮れ、その延長でベンゾジゼピン系安定剤に依存した
筆者にとって断食学は深い反省の元、真理に感じられるのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

<スポンサーリンク>




8 件のコメント

  • 初めまして。ヒロといいます。
    私も現在離脱に悩まされており、死をも覚悟しています。10ヶ月の間、デパス、レキソタン を使用しており一時期無理に一気断薬していまい。不眠からルネスタ、離脱の苦しさからレキソタン 2ミリ✖️3を再服薬してしまい、やはり改善される事なくキンドリングなる症状で辛いです。私は頭鳴にちかい耳鳴り、手足の痩せ、特に足の裏の神経過敏みたいなのが辛いです。運動しようにも足の違和感をもろに感じるのでする気力すら失っています。もう辛いです。

    • >ひろ さん
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      今朝は寒いですね。私はずっと布団で痛みに耐えていました。

      寒さのせいか胸回りのスカスカした感覚がいつもより強いです。

      私は耳鳴りはそれほどありませんが、筋肉痩せの症状が怖いです。
      ひろさんと症状が似ています。

      ベンゾ系薬物が原因と思われます。耐えて自然治癒力しかないようです。

      朝断食と少食に効果が少しあるようです。
      何とかやり過ごしたいですね。

      レキソタン断薬中ですが、戻すかもしれず、私もキンドリングです。

      • ATさん返信ありがとうございます。
        本当に辛く憎いですよね。ベンゾは。
        先日、診療内科に行き訴えたもののエビリファイを処方されて落胆、もちろん飲んでません。総合病院精神科に行き、こんなタイプは扱い難いかとでも言うように他所の病院を勧められ落胆。なんともなりませんね笑 しかもその女医はデパスに0.25ミリはない、と言う始末。
        なんとか自然治癒願いたいところですが非ベンゾの眠剤も飲んでる為減薬している気持ちになれません。

        • >ひろさん

          仰る通りベンゾは厄介です。私はレキソタン5mgを飲んだり断薬したり。
          11月から一か月断薬できていますが、胸回りの痩せがまた進行しました。
          寒さでとても不安が増します。

          横隔膜のコワバリがきついのであきらかにベンゾの離脱症状です。
          耐えるか再服用の判断に迷っています。
          最近リンゴ、ニンジンをジュースにして飲むようにしています。
          精神薬で錆びついた体をよみがえらせるかもしれません。
          神経変性に効果があればいいのですが・・

          一気断薬は避け、クスリの調整は慎重になさってくださいね。

          • ATさん、私のように恐ろしくなるくらいの焦燥感、不安感がなければもう少し断薬頑張ってみてもよいかと思いますが無責任な事を言えませんね。 私は2度目の再服薬以降焦燥感、ジッとテレビすら見られない症状です。
            ジッとしていると去年の今頃はバリバリ仕事してたなぁ、とかとにかく元気だった頃の自分を想い出し狂いそうになります。
            ATさんは眠剤無しで寝れているのですよね?
            羨ましいです。レキソタン 2をピルカッターで削って飲んで減薬気分ですが効果無し。数時間後にはまた飲む、の繰り返しです。
            離脱に薬の服用期間は余り関係ないと感じています。
            お身体無理ない程度に今後も返信いただけたらお願いします。

          • >ひろさん
            私も精神症状が酷いですよ。封印していた過去の記憶が甦り、深い後悔と自責に念にかられます。
            10年、20年単位で甦ります。
            あまりの後悔で発狂しそうなことがあります。
            体が痛いのでジッとしてやり過ごしています。
            これは向精神薬の離脱症状かどうかよくわかりません。
            クスリで抑え込まれた感情が甦ったのかもしれません。家族からの洗脳解除も大きな原因の一つですが・・・

            夜は気絶的な睡眠です。

            「朝だけ断食」をすると夕方から寝つけることが多くまりました。お試しください。
            「朝だけ断食」と野菜ジュースは体質改善とデトックスになりますので、
            向精神薬ユーザーには必須の食養生と考えています。
            返信の件了解しました。お体大切になさってください。

  • ATさん、明日から朝断食、野菜ジュース等実践します!ありがとうございます。
    明日はお互い良い朝が迎えられますように!
    おやすみなさい。

  • ひろ へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

    近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点