ベンゾ離脱から4年10か月 増補版

5月3日

最後のベンゾ(レキソタン)断薬から4年10か月目になりました

上半身の異常な筋硬直で痩せ体重が60㎏まで激減
胃痛で倒れたのが2015年
頬がこけ異常に痩せた姿でドクターショッピング

当時まだベンゾ系のレキソタン、セルシンそして筋弛緩剤のアロフト
筋弛弛緩作用のある中枢神経抑制剤を3種類 最大限の用量で
のんでいたので副作用を疑いました

もちろん過労によるストレスもあります

胃カメラをとってもらってみても
内科的異常は無しとされさまざまな病院をたらい回し

結局どこでも相手にされない挙句に抗精神病薬をすすめられ
精神科との連係をうながされました

内科の医師に向精神薬の副作用や離脱を認められるどころか
精神病扱いされ、より薬漬けにされかけました

この時に完全に医療不信に陥り自力で何とかすることを決意

ひとり自宅に引きこもり持久戦にもちこみました

苦しみのたうち回り2016年から2017年まで救急車を3回自分で呼び運ばれました

2017年春に救急車の収容先の大病院に頼み込んで内科入院
個室部屋に入院すると大部屋にいた変なヤクザ患者につけこまれ嫌がらせを受け3日で退院

お金だけ10万くらいかかりました

退院ついでに福祉ヘルパーを
市役所経由で依頼

必要な手続きをフラフラになりながらやったのを覚えています

そして障害年金の手続きに着手
社労士をネットで探し自宅に来てもらい契約

自宅、福祉、年金で物理的経済的な基盤を整えました

あとは福祉ヘルパーの助けを得ながらひたすら耐え続けました

こうして長い歳月が流れ生き残り現在に至ります

死の淵にいたことを思うと奇跡的な回復

2024年の今では家事、筋トレ、英語学習までこなすほどの体力をつけました

首肩の硬直と硬直はほぼ解消
頸椎胸椎の歪みがまだ残っていますが2015年から2020年頃までの衰弱を
思うと別人です

肉体的症状の完治まで時間の問題という感触を得ています

しかし、あくまでも主観なのでもしかするとまだ時間がかかるかもしれません

たまに心理的、精神的苦悩が思わぬときに出てくるので

なるべく余計な情報を遮断し精神の安定を保っています

社会的には底辺ですが生身の自分自身の肉体的には最高の状態

できること一つ一つに感謝

2015年のおなかがすかず食べても身につかない苦しみを思えば

今は食事を普通にとれる

これだけでもすごいことなんです

壮絶な経験をしたのでこの当たり前のことがどれほど貴重なことか
忘れないようにしています

贅沢を言えばキリがない

小さなことでも自分の良い面だけを最大限に引き出したいです

9年前に激やせし胃痛で倒れやせこけ倒れこんだ時
50歳過ぎて生きることはないだろうとなかばあきらめていました

生きていたとしても山奥の病院か施設で薬漬けかなと変な憶測がありました

当時のブログやウェブメールの残骸が残っているので
暇なときに拾って読んでみたいです

何か価値のあることがあれば記事にして紹介したいです



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴