鍼灸で腹部の硬直をほぐす

週に3回訪問鍼灸マッサージの施術を受けています。一回30分程度の短い時間ですが、
腕前の良い鍼灸師の施術が効果を感じます。患部によく効きます。

腹部、手足、頭に鍼を打ち、足に灸を据えてもらっています。

何気に「どこが悪いですか?」と尋ねると、

鍼灸師曰く「腹部か固まっており、そこから重点的に柔らかくします」

と回答されました。

全身の筋肉減少でヒジヒザ関節回りのクッション機能低下により、体重を支えている内に、
ヒザが弱くなりました。

なので手足を重視しそこをストレッチすれば全体が良くなると考えていたのですが、

一番重要なのは腹部。
その腹部が硬直しているから、全身に影響しているのだということが鍼灸師の言葉でわかりました。

胃痛から始まった腹部の硬直。最初は遺産逆流を伴う辛いもので2017年には「機能性ディスペプシア」の診断を
下され、六君子湯を処方されました。

それでも改善せず、

手足の筋肉減少による負荷がより辛いものになり、腹部の違和感と手足の弱さで自分の体が自分のものではないような
宙に浮いたような感覚になりました。

胃痛はえぐられるような痛みで筋萎縮→点の流れで胃痛は消失しましたが、今は腹部の硬直状態として残っているのです。

ベンゾの離脱症状でしょうか?レキソタンはまだ抜けていません。

いきなりやめると筋弛緩作用の反跳作用で腹部の筋硬直が生じます。

これまで断薬しては3か月程度しか持たなかったのは、この腹部筋硬直による痛みと違和感、不快感によるものです。

なので今はレキソタンは最小限服用し、漢方と鍼灸マッサージで緩めながら、時期を見計らって、レキソタンを減薬するという
計画です。

ベンゾジゼピンのレキソタンを抜くのは大変だということがわかりました。

高額な漢方と鍼灸マッサージの力を借りなければならない。ベンゾさえのんでいなければ、こんあことにならなかった。

ただ後悔の念が浮かび上がります。

それでも今は何とか自力で歩いて自転車に乗り、家事もできるくらいに回復しました。

こうしてブログを書くこともできます。2年前の2017年の重度抑うつの頃に比べると大幅に改善されました。

ベンゾ=レキソタンの量は同じなのがネックですが、それでも漢方と鍼灸マッサージをいう道筋を見つけました。

「腹部硬直」という知見も自覚し、自分が何をすべきか、どう過ごすべきという
道筋が天の一筋から差し込んできたように感じます。

手足は細くなりました。胴回りも胸回りもです。

しかし腹部を漢方と鍼灸マッサージで柔らかくすることで全身に気血水の巡りが良くなり、循環機能
の向上で細くなった手足や胸回りの気血水の巡りが良くなり、少しは回復するのではないか?と期待を持ち始めています。

少なくても鍼灸マッサージで負担のかかりやすいヒザの疲労除去は定期的になされ日常を過ごしやすくなるでしょう。

そうした抹消部位の負担軽減と腹部という中央の硬直改善による全身機能の向上。漢方と鍼灸マッサージで改善されそうです。

うまくいけば根治の可能性もあります。

鍼灸師にどこが悪いか?尋ねてよかったです。

この際レキソタンの服用はあまり気にしないようにします。「ゆっくり、少しずつ」を基本理念として
東洋医学に基づく療養生活を続けていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点