結局東洋医学に回帰

障害者医療費助成という制度を使って訪問マッサージを受けています。鍼灸は実費ですが、
これもオプションで取り入れています。ベンゾを減薬しながら鍼灸師によるマッサージと
ハリ治療。

全身の筋肉が削げ落ち、萎縮していることを鍼灸師に伝えて施術を受けています。

麻痺していた神経が少しばかり甦る感覚を持ちました。

思えば向精神薬のベンゾジゼピン系の安定剤や睡眠薬をのむ前、1990年代、鍼灸院に通いハリ治療を受けていました。

それで良かったのです。

精神科牧畜システムを使いながら精神医療からの脱却をはかる目論み。

ヘルパー導入、障害年金、鍼灸治療とできる限りのことをしています。

マッサージでツボを押してもらいながらベンゾをのむ前の記憶が甦りました。

90年代初頭。当時の主訴は肩こりと不眠。胃は丈夫でした。20代当時は自転車でふらりと鍼灸院に通えました。

それでよかったのです。40代の今、後悔しきり・・当時より悪化した体での鍼灸とマッサージ。

20代の感性に原点回帰しています。鍼灸や整体を中心とした生活。そのままでよかった。

途中でベンゾをのむことなどなかったのです。

もし鍼灸マッサージといった東洋医学と温泉旅行など各種民間療法で精神科のクスリを拒否し続けていたなら、
今でも胃は丈夫で筋肉もあったことでしょう。肩こりは持病としてそのままでよかったのです。

根治しようとしたのが間違いでした。焦っていたのです。

「悲劇の始まり」ベンゾの罠に落ちたキッカケ

運命の転換期、悲劇が始まりは2000年、19年前です。ベンゾに肩こり緩和効果があ
ることを知り、自ら心療内科・精神科を受診したのが始まりです。

地獄への一歩を踏み出したのです。

それまでの東洋医学、鍼灸治療でも肩こりが治らず、
「焦り」からさまざまな治療法を研究していました。

そこににベンゾジゼピンという化学物質の情報を本で知ったのです。

何でもベンゾは、「元は筋弛緩剤だから、肩こりに効果がある」と書かれていました。

その他「奇跡」「福音」だのキリスト教的観念がちりばめられて少し怪しく感じたのですが、

重度の肩こりと不眠に悩んでいた私は、ベンゾをまさに夢のクスリと確信するようになりました。

そして今の主治医の心療内科(精神科)にかかったのです。
そこはすぐにクスリを出すヤブで有名なところです。

あえて選んだのです。「医者を利用している自分」という思い上がり、高慢なところがありました。

レキソタンをのんでウォーキング、「これがベストな治療法」と自画自賛。
尿漏れ、易怒性が増すなど違和感に気づいていましたが、クスリを盲信しました。

愚かでした。馬鹿でした。

2000年、ある本のベンゾ絶賛記事に影響されてベンゾを自ら希望してのんでしまった。
医者とクスリを盲信し続けたのです。

依存性、中毒性があることはのんですぐ分かりました。麻薬ではないか?とも思いました。

しかし「医者がそんな危険なクスリを出すわけがない」と性善説でとらえたのです。

愚かでした。精神科、心療内科は昭和時代にあった偏見が正しいのです。つまり「頭のオカシイのを大人しくさせるところ」

なのです。

カルテを隠しながら何か書いている精神科医の姿を前に
「インチキ」であることに薄々気づいていましたが、
ベンゾ欲しさに何でも好意的に解釈していたのです。

完全に馬鹿です。ヤク中だったのです。

2000年代初頭という時代は、ベンゾをのみながら、父の経済状態が良くなり、ますます
ラリッタ状態で豪勢な食事(宴)をとるという生活が続いた時期です。

しかしそれらはすべて砂上の楼閣。ベンゾに依存し、蝕まれ、東洋医学や漢方を馬鹿にして、
暴飲暴食、美食の果てにベンゾ常飲の日常でした。

その後質素な生活に変わりましたが、ベンゾ依存は2015年まで続きました。

「気づけば2019年」

2019年現在、東洋医学に回帰しています。クスリはレキソタン5mgを一錠、夕食後にのんでいるだけです。

限りなく90年代の20代の鍼灸治療を受けていた頃と同じです。

変わったのは年齢と朽ち果てた体、衰弱した筋肉。弱くなった胃腸です。

今20代当時に読んでいた東洋医学の本を本棚から出して拾い読みしています。

隔世の感があります。鍼灸マッサージ療法で良かったのです。それを軽視して西洋医学盲信、そしてベンゾ中毒。

西洋医学への信仰により製薬会社の精神薬ステマに騙されました。(内海聡氏の指摘する通りの宣伝文句でした。「歴史は繰り返す」のです。
また繰り返されるでしょう。姿かたちを変えて巧妙に精神薬は私たちの生活に忍び込みます)

鍼灸マッサージといった東洋医学がどこまで功を奏するか分かりません。

ただ、精神医療=疑似科学の合法麻薬ビジネスよりはマシです。(比較するのもおこがましいですが・・・)

とはいえ西洋医学は否定しません。得意分野があるのです。

しかし不眠や肩こりといった慢性病に
向精神薬など愚の骨頂。
精神医療、精神薬は優生学の場、麻薬ビジネスの場なのです。騙されないでください。

いかがわしい利権の集まりなのです。そうした仕組みを理解しながら精神医療システムを使い障害者医療費助成制度を使い、
鍼灸マッサージでの訪問治療。

不幸中の幸い、天恵です。

こうして少しでも向精神薬を抜き、一歩でも精神医療から抜け出したいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

追記)
ベンゾのむくらいなら、ひたすらボーっとするか、どこかの坊さんの説教でも聞いておいた方がマシでした。

精神科とは人間を家畜化するところです。人を生かすためのではありません。医療を装っている収容所なのです。

そこに癒しはありません。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点