2月に一人外を歩くことができた

冬季にしては珍しく歩いて出かけました

2月22日の夕方、曇り空。まだ2月の寒い時期ですが、歩いて10分の郵便局まで行くことができました。
これは昨年(2018年)の寝たきり状態のことを考えるとかなりの進歩です。

それも一人でレキソタンをのまずに出かけことができました。

ヘルパーさんの急な退職というストレスを抱えながらの時期ですから、
これは自分的には物凄い進歩と自負しています。

郵便局ではクーリング・オフのハガキを簡易書留で出すため出かける必要があったのです。

大手の通信会社相手(ベイコム)だったので別に電話口でのキャンセルでも良かったのですが、
管理組合を経由した詐欺まがいの点検商法で契約を結ばされたので、信用できませんでした。

はっきりするために書面で「意思表示」をしたかったのです。

それにしても郵便局の窓口での手続きはこの他にもありましたが、これまでどれもできず、
金融渉外部の方に来てもらうか、代行業者に依頼して高い出費を強いられていました。

片道わずか10分弱のところに歩いて出かけれれなかったのです。

全身の筋肉衰弱、足、腰の薄化、臀部の薄化など体のクッション機能がすべて衰弱していたためです。
それとベンゾジアゼピンの常用量離脱、後遺症で神経伝達が不自然になり、認知機能が低下していたのも

あります。

しかし、今はこうした障害が少しずつ緩和され一人で歩いて出かけることができたのですから全身の筋肉が衰弱しても、
脳の回復で限りなく健常者に近いことができると自信を持ちました。

但しそれが長期続くかどうかは別です。

ベンゾジゼピン抗不安薬(レキソタンなど)の怖さはまさにこうした、離脱・禁断症状、後遺症です。
のんで効いているときは攻撃性が増したり、判断力が低下して延々と無意味なことを繰り返したり、
イジメのターゲットにされます。

しかしベンゾを止めたり、効かなくなると脳のGABA受容体が劣化したままで苦しい精神症状と筋硬直、筋萎縮などの
肉体症状に悩まされます。

多くの人はだいたい1~2年の減断薬で症状が緩和すると記されていました。
無理な断薬は禁物で一時的にステイするなどその時々に応じた工夫が必要です。

私の場合、ベンゾ2種類(レキソタン、セルシン)を医師の指導の下大幅に減薬したのが2015年。

胃痛、筋肉衰弱、グルグル思考、軽い耳鳴りが1年以上続きました。

家事は当然できなくなり、部屋で寝込み家全体が荒れ果てました。

救急車を4回読んだことがあります。消化器内科、甲状腺内科、大学病院、あらゆる病院にいっても

「異常なし」「精神科とのコラボが必要」など精神病扱いされました。

確かに精神医療の教科書に出てくる症状と一致するでしょうが、ベンゾの禁断・離脱症状や
後遺症によるものとはされません。

信用できるのはネットにある同病薬害者の方の体験談です。

自分の症状を確認し言葉で表現することができます。

こうなればあとは家族又は福祉の協力を得て自宅で療養するしかありません。

私の場合は福祉の力を借りました。問題のある人たちが多くそこでも悩まされましたが、
意識が回復し、自分でできることが増えました。

障害年金も受給できました。

3年前の2016年、苦しさで倒れ込んでいたことを思うと奇跡のようです。

当時私を一方的に裁き精神的虐待=暴言、無視をした父を許せません。

ベンゾ離脱の知識が無くとも脳に作用する薬の怖さなど想像できるはずです。

福祉業者でも意図的、継続的な心理的虐待に走った相談支援専門員Tのような奴もいました。
(今でもトラウマです)
辛い現実です。

今は何とか一番苦しい時期を乗り切った感があります。

しかし全身の筋肉衰弱と各器官の枯渇は否めません。これがどう回復するのか?全くわかりません。

とにかく2月22日には徒歩10分の郵便局まで歩いて手続きをすることができました。

この数年の2月寝たきりだったことを考えると、本当に自信につながりました。

レキソタンはまだ一日5mgを必要とし、抜けきれていません。

先行き不安ですが、常用量の中でもある種の断薬に近い状態になる=耐性がつくのでそれを自然断薬の形に
持ち込めたらと考えています。

ベンゾに手を出したばかりに意味不明な行動と療養回復で人生の時間を棒に振りました。

この精神的、心理的辛さも克服していかなければなりません。

課題は多いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 2015年(40代の前半)に過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 体力の回復で何とかなると楽観 気楽にいきましょう