10月に始めた1日2食、朝断食とスイマグ下剤が奏功し、
排便の回数が増え、腸内環境が以前より良好になりました。
この結果、昨年できなかった庭仕事や家事、事務ができるようになりました。
これまで栄養をとり入れる「狩猟型」から解毒がメインの「農耕型」に
食生活を切り替えたのです。
「アミノ酸等」と表示される添加物は全て処理しました。
代わりに1)良質な昆布、2)干しシイタケ、3)かつお節、4)煮干し
で出汁(だし)を取り料理に使っています。
砂糖厳禁です。これで朝食抜きの朝断食で内臓を休め、昼頃 出汁を使った味噌汁やスープ
さらに卵料理を加えています。
夕食は昼食の残りの味噌汁かスープ。炭水化物(糖質)は摂りません。
これまで筋肉衰弱の恐怖からヒマを見つけては食べていたのがウソのように小食になりました。
いくら食べても身につきません。むしろ内臓に負担がかかり、糖質過剰で体内に毒を貯めていることに
気付きました。
栄養は出汁を使った料理を少し摂るだけで十分なのです。
それ以上は食べ過ぎで内臓の負担とともに毒を貯めることになります。
これに向精神薬をのんでいるとますます体調不良のスパイラルに陥ります。
発想の転換
従来の栄養補給=狩猟型から、解毒を中心とした農耕型の食生活こそ、
ベンゾ離脱のカギです。
個人差がありますが、ベンゾを抜くには食生活を正さなければなりません。
しかし闇雲に食べるのはかえって逆効果です。食べる量を少なくするのが
自然の摂理に適っています。
内臓が休まり排便回数が増えると、筋萎縮と食欲皆無に関わらず「動く」ことができます。
内臓を休めることでエネルギーと活力が出てくるのです。
解毒 デトックス効果もあるので精神衛生上も非常に良いです。
この流れで6日から自然断薬できています。
まだ3日くらいしか経過していないので、断薬とは言えませんが、今度の流れは、
体が自然に毒物を拒絶している感じがして長続きしそうです。
朝は排毒の時間帯です。この時間帯に朝食を摂るのは体に負担がかかり解毒、排毒の
妨げになります。
裏を返せば朝食を抜くだけで、簡単に解毒・排毒ができるのです。
この時間帯に動けるようになると生活リズムも整ってきてすべてが好転し始めます。
筋肉は最低限あればいいのです。朝断食、小食、腸内環境を整えることで
筋肉がどこまで再生するかわかりません。
筋肉という外的器官を気にするより、内臓を休める、余計な毒を入れないという発想の転換が
胃腸の調子だけでなく、向精神薬の断薬に必要な条件になりつつあります。
筋萎縮の恐怖心を捨てる
今ではようやく落ち着いた「筋委縮」症状。ベンゾジアゼピンの後遺症による中枢神経の故障が原因かどうか
断定できません。ただ筋委縮を防ぐことは不可能です。自然を受け入れるしかありません。
私のように食べて食べまくることによる方法は内臓に負担を与えただけでした。
もし、ベンゾ後遺症で筋委縮、筋肉減少の症状が出た方は焦らないでください。
食べても内臓負担になり、腹回りの脂肪にしかなりません。体熱にはなるんのでその点での良さはありましたが・・・)
あえて食事の回数と量を減らし、食事の質を高めるのです。
とはいえ、マクロビに代表されるような動物食を排すことはやめてください。
動物性脂肪、タンパク質は体をつくるのに重要です。またマクロビは黒砂糖やはちみつ、メープルシロップなど
「直接糖」を摂るので本末転倒です。玄米菜食の良いところ取りをしてください。
肉は産地と育成法が明らかなもの、野菜は旬のものをとり入れるようにします。
問題は糖質です。
砂糖厳禁はもちろん、人工甘味料もやめます。
問題は米やパンです。これも直接糖と呼ばれる糖質の塊で食べ過ぎは体調不良の原因になります。
しかし日本人の主食で好物の私が糖質制限するとフラフラになります。(それくらい糖質ジャンキーなのです)
私は白米や麺類、パン類など糖質が大好きでこれを減らす食事療法は苦痛です。
白米は玄米に替えるのが理想ですが、実家の両親が精製した白米をたくさん送ってくるのでこれを食さないのは
罰当たりで白米だけは排すことができません。
米は2~3日に一度少し食べるようにして、あとは出汁料理をメインにする。
良質な肉野菜を砂糖や化学物質無しで調理する。
こうした食生活を守ります。
これで余計な毒を体内に入れず、解毒排毒し、良質な栄養素だけをとり入れることができます。
「筋肉減少」=筋委縮の恐怖観念は捨て去ります。
萎縮するところまで萎縮すれば、止まります。あとは自然治癒力を待つのみです。
自然治癒力を引き出すのは「朝断食」と「出汁料理」
にあるのです。
これまでのんできた向精神薬の解毒排毒も進みますから一石二鳥です。
クスリを抜いて健康に戻るのは案外シンプルです。
ただ向精神薬で受けた後遺症はどんなに治っても8割程度までです。
こればかりは仕方ありません。
できる範囲、残っている力を総動員して心身の力を高めるのが自然の摂理です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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