断薬8か月目に突入 少し希望が見えてきました

暖冬と言われていた今冬1月の暖かさが急に消え
2月入り急に冷え込みました。

さて本日、2月3日をもってレキソタン断薬から8か月目に突入しました。
新記録です。
昨年7月3日からの断薬ですから7か月経過しました。

2月に入り、新しい展開。

レキソタン断薬の離脱症状である筋肉の硬直、強張りがかなり緩和しました。

筋硬直と骨格・筋肉の歪みといった症状改善に関しては希望が見えてきました。

こうした辛い症状を耐える中で原因をいつも考えています。
原因はすべて筋肉に作用するベンゾジアゼピンの薬害です。

これには間違いありません。

こんなことに至った経緯を重複しますが語ります。

ベンゾを飲むきっかけは肩こりと不眠です。

2000年に今と同じ筋硬直や歪み、強張りといった症状を緩和するため
にレキソタンやセルシンといったベンゾジアゼピン系の抗不安薬を
のみはじめました。

このベンゾジアゼピンが最近のより強い筋硬直や歪み、強張りといった
辛い筋肉症状の原因になったのですから
ベンゾジアゼピンは本末転倒な薬ということをあらためて実感しています。

とはいえ、辛い筋肉症状はベンゾ離脱の症状というより

ベンゾ服用中にすでに生じていました。いわゆる「常容量離脱」を自覚していました。

それでもベンゾ服用をやめなかったのは飲んでいる間は筋肉がやわらいだからです。

その麻薬並みの強烈な依存性と薬への信仰があったからだと振り返っています。

今やこのような薬物依存状態から奇跡的に脱しつつあります。

「鍼灸が奏功」

今の断薬生活を可能にしているのは訪問の鍼灸治療の効果です。
鍼灸治療は昨年4月から週3回施術を受けています。

レキソタン断薬(ベンゾ離脱)で生じた首のコリ、強張りをダイレ
クトにハリを首に打ち続けることで
回復が早まっています。

手足、腹部、肩にもに全身にハリを打ちます。

そうして首肩はもちろん背中、腰といった全体も緩んできます。

驚くほどの筋弛緩治療効果です。薬物とは違って自然なので安全安心です。

筋硬直といった筋肉症状で悩んでおられる
多くのベンゾ薬害者の方にぜひとも取り入れてほしい治療法です。

鍼灸治療は内科か外科の医師の「同意書」があれば健康保険が適用され3割負担です。

これに障害者への助成を利用すれば月1000円前後で利用できます。

鍼灸は医療保険と同意書があれば誰でも受けられますからぜひ取り入れてほしいです。

「筋肉減少」

筋肉の硬直、強張り、歪みは改善していますが、
薄くなった筋肉の回復はまだ時間がかかりそうです。

腕、足、胸回り、臀部、腰の筋肉が薄くなりました。(ノドにも違和感があります。)

これは中枢神経がベンゾによって破壊されたためか、単なる運動不足によるものかわかりません。

あるいは筋肉の硬直、強張り、歪みによって神経伝達が阻害された結果、
筋肉減少の原因になっているかもしれません。
もしそうなら筋肉減少もベンゾが原因ですからやはりベンゾによって筋肉が減少したといえるでしょう。

今は鍼灸治療と食事をしっかりとることで筋肉の回復に努めています。

精神面では毎日音楽を聴くこと、歌うことで離脱の辛さを緩和しています。

まだ寒さが続きそうですが、こうした生活の中で少しずつ回復を感じています。

ただ薄くなった手足、臀部の筋肉がそこまで回復するか?こればかりは未知数です。

「ベンゾの他に筋肉弛緩剤も併用していました」

レキソタンやセルシンの他にアロフトやテルネリンといった筋肉弛緩剤をのんでいました。
アロフトやテルネリンは向精神薬ではありませんが、中枢神経に作用します。

これも筋肉を緩める薬ですので、筋肉減少の原因としてとらえています。

筋弛緩剤をレキソタンセルシンと併用してのんでいました。

アロフトが一番長かったです。

2000年処方 アロフト20㎎ レキソタン5㎎ これが一回の服用量で一日3回のんでいました。つまりアロフト一日60㎎、
レキソタン15㎎。

睡眠薬のロヒプノールも
も2007年まで服用していました。

ベンゾジアゼピン系のレキソタンやセルシンの効果が倍増されていたように思えます。
(良くも悪しくもですが・・・)

離脱の反動で筋萎縮や硬直が生じるのは当然の成り行きでしょう・・怖いです。。

2015年のセルシン、レキソタンのベンゾ大幅減薬の直後は強烈な胃痛で救急車のお世話になったものです。
内科的には異常なし。重度の精神病を担当の内科医から告げられ悲しい思いをしました。

筋肉を緩める薬は本当に怖いです。

鍼灸(ハリ)治療がどれだけ健全で効果的か・・

はじめからベンゾなどのまず鍼灸や温泉と言った昔ながらの療養、治療法で良かったのです。

後悔しきりです。

「服薬歴」

筋肉弛緩剤アロフト(アフロクアロン) の服用歴は2000年から2015年までの15年間です。
2015年にテルネリンに一時切り替わりましたが、
ベンゾジアゼピンの断薬を始めたので同時にすぐにやめました。

筋肉弛緩剤アロフトと筋弛緩効果のあるベンゾアゼピンを15年間併用していました。

肩こりを訴えることを聞いた医師の処方です。
胃痛と筋肉減少が始まりました。

アロフトとレキソタン(セルシン)を最大限のんでいた時は相乗効果で筋肉が過剰に緩んでいたと思います。
当然非常識な言動が多かったです。

アロフトやテルネリンはすぐに抜けましたが、中枢神経に作用する薬なのでベンゾとの薬害作用を疑っています。

筋弛緩剤のアロフトとテルネリンに関しては混乱を避けるために書くのを控えていましたが、

筋肉症状の原因追及のため記載しておきます。

もしかしたら筋弛緩剤のアロフトとレキソタンの併用(時折ロヒプノール)
これらの組み合わせ処方を2000年から律儀に15年間服用したことが
その後の胃痛と筋肉減少につながったのかもしれません。

向精神薬だけで筋肉減少が確認できたのは、下山日記さんだけです。彼はデパス単剤でした。

私の場合はアロフトとレキソタンの相乗効果で中枢神経に支障を来たし筋肉減少につながったということが
十分に考えられます。

中枢神経に作用するのですから・・

下山さんも中枢神経破壊を主張されていました。

やはり西洋薬は警戒しなければなりません。長期に漫然と服用するものではないのです。

今は回復を信じて待つしかありません。

  

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点