レキソタンとセルシンのカクテル処方は酷い
それもMaxで
私がベンゾジアゼピン系の向精神薬を最大限に飲んでいたのは
レキソタンとセルシンのそれぞれ一日上限15mg×2種類の30mgのベンゾを一日に服用していました。
レキソタンはブロマゼパム系ベンゾジアゼピン、セルシンはジアゼパム系ベンゾジアゼピンです。
ベンゾ服用は2000年のレキソタンとロヒプノール(フルニトラゼパム系)から始まりました。
2007年頃ベンゾをやめようと医師に申し出たところロヒプノールは処方から削除され
セルシンを追加されたのです。
レキソタンとセルシンという2種類だけで「マイナー」ということもあって油断したのが
良く無かったです。
あっという間にそれまでにない依存と鎮静作用で本来なすべき判断ができない過剰沈静状態に陥りました。
今から考えると若い青年期をクスリで縛られ思考力を低下させられたことに物凄い悔しさがあります。
当時は医師の善意くらいに解釈していたのですから、自分の愚かさを恥じ入るばかりです。
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もとは肩こりと不眠が主訴でした。ベンゾジアゼピンは筋弛緩作用があり
肩こりにも効くという効能書きを信じたのが良く無かったです。
「コリに効く」といってもベンゾをのんでいる間だけで、
実は飲めばのむほど肩こりが酷くなるというベンゾの性質をあとから知ったのです。
のんでいる途中も「自分の人格が変化している」、「易怒性、思考力の低下」に違和感を持っていました。
もちろん飲んでいる間だけコリが和らぐというのにも気づいていましたが、
都合のいいように解釈し「コリが治るまでのめ」と治療効果を信じていたのです。
本当のところはベンゾをいくら飲んでも肩こりも不眠も治らず、余計にひどくなる本末転倒なクスリなのです。
それでも依存性が強いものですから
つねにクスリを必要とする中毒状態に陥ったのです。
つまりベンゾには治療効果はなく脳に作用し痛みを感じない麻酔であり、実質的に違法薬の類似物質なのです。
このようなクスリは末期がんの患者や戦場で負傷した兵士の終末医療に用いられるもので
一般の社会人、市民、民間人が常用してはならないクスリなのです。
海外でも短期処方が前提とされています。
ロヒプノール、サイレース(いずれもフルニトラザパム)
はアメリカでは医療用に承認されていません。所持することも禁止されています。
こうしたクスリが日本では医師によって無制限に処方され依存、
中毒に陥った方が日本中で急増し社会問題となりつつあります。
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精神科のクスリは一般社会人や成人の問題ではなく、子供たちにも処方されています。
これは重大な人権侵害で現在の精神医療の薬漬け医療に断固反対の意を表明します。
とはいえ、もはや市民権を確立してしまった精神医療、精神薬の巨大利権構造を崩すことは容易ではありません。
一人でも多くの方が気づき、薬をやめることが肝要です。
「福祉ヘルパーの理解で」
幸い私は福祉ヘルパーの導入で減断薬が少しずつ軌道に乗りつつあります。
また新しく来てくれたヘルパーさん(50代)の娘さん(20代前半)も精神薬(ジェイゾロフト)の中毒になり
断薬されたそうです。そのヘルパーさんは精神薬被害の実態を自分の娘さんや福祉現場から見て学び
私に「クスリが病気を作っている。のんでもなおらない、むしろ悪化する」と公言してくれました。
私にとって心強いヘルパーさんの存在です。
クスリが健康な人、子供たちをダメにしているのを少しずつですが市民レベルで認識されつつあります。
私はまだレキソタンを念のため5mg服用していますが、いずれ完全断薬の目標を達成したいです。
薬に依存し薬漬けになってことで数多くの歳月と人の縁を失いました。かけがいの無い健康も奪われました。
しかし人間の回復力を信じたいです。
あと一種類のベンゾジアゼピンそれも5mg。断薬することは簡単でしょうが、その後の後遺症、筋萎縮などが怖くて
クスリを捨て去ることはまだ当面できません。
理解あるヘルパーさんが周囲にいることで手ごたえを感じているものの、
脳に作用する薬を長期大量に服用したものですから、
今後の苦難が予想されます。
残るレキソタンもやめ、何とか断薬に持ち込みたいです。
「完全な健康を」求めず障害と付き合っていくスタンスで気長に過ごしたいです。
皆さんも安易なクスリ依存にはくれぐれも気をつけてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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