訪問看護の使い方 自立支援医療の給付を申請しよう

 

自立支援で訪問看護を使おう

長期にわたるベンゾ離脱生活。とても一人では持ちこたえられません。ヘルパーを呼ぶにしても
少しハードルが高い。そこで精神科に通院している方なら簡単に看護師を呼ぶことができます。

それも月数千円です(料金は所得に応じて若干違います)

まず自立支援給付の申請をします。この自立支援医療。精神通院の場合は診察料、
薬代それぞれ
1割負担になるというメリットがあります。

例えば診察代3割負担で1500円のところが1割負担で500円前後と安くなります。
薬代も同じで2500円が1200円と格安になります。

医療費が2割引き。軽減というこの経済的メリットだけでも

自立支援医療給付は使えますのでぜひ申請してください。

経済負担が減ると心理的負担も減ります。

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看護師の呼び方

自立支援医療給付は診察代、薬代だけでなく、訪問看護にも使うことができます。

まずどこか「訪問看護ステーション」を探します。

病院直営のところなら医師の指示ですぐ使えますが、
多くの方は街中の開業医に通院されていると思います。

そういう場合は自分でどこか訪問看護ステーションを探す必要がります。

まずケアマネである相談支援専門員から紹介してもらうといいでしょう。
(中には悪質な相談支援専門員もいるので注意が必要ですが)
ほとんどは普通の看護ステーションだと思いますので

看護ステーションとは安心して契約できます。看護師を紹介してくれる
相談支援専門員を知らないならまずどこか相談支援専門員を探してください。

福祉事務所の担当職員からでもいいですし、
ワムネットという福祉事業所検索サイトで計画相談支援事業所を探して
ください。そこで相談支援専門員をみつけ契約します。

ここで契約し他相談支援専門員はほとんど知りあいの訪問看護ステーションを知っているので
向こうから看護師を紹介してくれます。

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「自立支援を申請しよう」

ここで訪問看護ステーションを探し契約するには上記の「自立支援医療給付」受給者証が絶対必要です。

訪問看護ステーションも自立支援適用の医療機関になるので1割負担で利用することができるからです。

ヘルパーを呼ぶ前の前段階として気軽に訪問看護ステーションを利用すればいいと思います。

ネットで検索すれば精神科に特化した訪問看護ステーションも見つかります。

そうでなければ相談支援専門員の紹介する内科勤務の看護師でも構いません。

とにかく自立支援医療の受給者証を使って使えるだけの支援をうけましょう。

全て格安です。経済的メリットだけでなく、一人暮らしだと看護師さんの存在で精神的支援になります。

さらにこうした看護師の訪問を受けているとのちのち障害年金の請求申請にも役にたちます。

まず自立支援医療給付を申請してください。

「手続き準備」

所定の医師の診断書(役所の福祉事務所にあります)と役所の所定の申請書に住所氏名を書くだけです。

障害者手帳も同時に申請すれば医師の診断書が一つですみますが、
時間を優先するなら、まず自立支援医療の給付を
申請してください。

自立支援を受けると経済的、精神的に大きなメリットがあります。

人の力を借りることができるのでベンゾの減断薬にも応用することができます。

そもそも精神科に通院されている方は家庭や経済状況に苦境を感じておられる方が多いと思います。

国が用意した福祉医療制度を使って少しでも経済負担と症状の緩和をするべきです。

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まとめ

1)まず役所に行って所定の診断書を取得します。それを持って主治医の精神科医(心療内科医)に通院し
診断書の作成をお願いします。
だいたい5000円~6000円くらいです。

2)出来上がった診断書を持って役所の福祉事務所に行ってください。所定の申請書と所得調査同意書といった
書類に署名押印するだけです。

この時、障害者手帳を同時に申請してもいいのですが、証明写真をとる時間や手間がかかかるので後にしても構いません。

もちろん写真をすぐに用意できるのなら同時申請でもいいでしょう。

こうした流れで自立支援医療の給付を受けることができます。
受給者証が届くまで時間がかかるので仮の「受理証」が発行されます。
これを医療機関に提示すれば1割負担で受診できます。

そして本命の訪問看護ステーションを利用来ます。
今は国の政策によって多くの訪問看護ステーションができています。

どこがいいかはまだ情報整理の段階ですが、とりあえず相談支援専門員の紹介する訪問看護ステーションでいいでしょう。

自立支援医療給付受給者証(申請中は「受理証」)がれば訪問看護ステーションと契約できます。

あとは医師の「指示書」が必要になりますが、これは訪問看護ステーションが代理でやっ
てくれるので気にすることはありません。

中には全く無知な訪問看護ステーションや相談支援専門員がいるので、
手間取っている場合は「指示書」を医師に書いてもらうよう
こちらが指示すればいいです。

こうして訪問看護ステーションが使えるようになるとあとは人間関係の調整と慣れだけです。

生活全般のケアに関与してくれますから安心できます。

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応用編「ヘルパーも呼ぼう」

 この延長でホームヘルパーを呼ぶこともできます。

訪問看護にヘルパーで療養生活の基盤を整えてください。

そうしてこの療養生活を障害年金の請求申請につなげることもできます。

何かと不利な状況にある精神疾患とされた方は国の用意した制度を縦横無尽に活用することで
早めに社会的な不遇を緩和してください。

診察代、薬代、訪問看護 全て使っても上限2500~5000円以内です。

ヘルパーは住民税0申告をしておけば無料で使えます。

国が用意した制度はまだまだ問題点がありますが、孤立している精神科通いの在宅ケアが
大幅に改善されます。

クスリの副作用で孤独死、不審死を防ぐ効果もあるので、ぜひとも訪問看護を利用されるといいでしょう。

気に入らなければステーションごと変えることもできます。

訪問看護にヘルパーをベンゾ離脱ライフにぜひお役立てください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点