ようやくベンゾジアゼピンの離脱症状、禁断症状が知られるようになってきて、
福祉サービスを受給していても、以前のような苦労が少なくなってきました。
しかし筋肉減少の症状は進行しており、着ている服がブカブカになりました。
ベンゾジアゼピン減断薬の筋委縮と筋硬直の症状を振り返ってみます。
3月に入り、食欲は完全に途切れ、一日数回、固形物と水分を補給する程度です。
パソコンに向かうのが辛くなってきました。
キーボードを打つにもヒジの筋肉が薄くなっており、
正しい姿勢をとれません。
腹部が以上に強張っているからでしょう。
ベンゾの筋弛緩作用の反動で筋肉が強張っています。横隔膜から強張っていると思います。
ベンゾジアゼピンの離脱、禁断症状からの回復を目指して2015年から
4年目になります。当初は順調だった減薬も服用期間と服用量が一日30mgと多すぎためか、
筋肉減少の後遺症が進行しています。
たまらなくなって2017年に行政の障害福祉サービスを利用するようになりました。
一人ではとてもではありませんが、「持たない!」と思ったからです。
ヘルパーさんに週3で家事ヘルプで食事や掃除を手伝ってもらっています。
ヘルパーが入る前は酷い状態で、一人で離脱・禁断症状と闘い、家中が乱れました。
完全い孤立した状態でネットで支援してくれる人達がいなければ、理性も衰弱していたと思います。
福祉を導入し、認知症状態だったのが少しずつ治ってきました。
ただ、全身の委縮、横隔膜の硬直やチクチク感が酷く、嘔吐や咳が慢性化しました。
内科で回れるところは全て診察を受けましたが、異常なしでむしろ「精神病」扱いされて悔しい思いをしました。
ベンゾジアゼピンは、その筋弛緩作用から「奇跡」「ストレスの特効薬」など形容され精神科だけでなく、
内科、整形外科など多くの医療現場で用いられてきましたが、
もたらされたのは「退廃」「易怒」「筋硬直」とそれに伴う筋肉減少と胃酸逆流です。
私は減薬当初には既に15年服用していましたから、ものすごい焦燥感とグルグル思考、多汗、慢性胃炎などが
もたらされました。
減薬から2年目の2016年に筋肉減少と皮膚異常が出て、これが進行し現在に至ります。
筋萎縮は進行するところまで進行すれば、ある程度は「止まる」と思います。
ただ脳の中枢神経に作用するので予断を許しません。牡蠣(かき)を中心にタンパク質、亜鉛、タウリン、ビオチン
といった栄養を効率よく摂取し、ひたすら自然治癒を待つしかありません。
福祉のサポートを受けながら食事から体を立て直す計画です。
精神症状や生活苦も重なり一筋縄ではいきませんが、「薬を抜いて体を作りなおす」ことをメインに考えています。
本当は家族や地域の協力があればいいのですが、どうしようもなく、福祉サービスに助けてもらう選択をしました。
多くの難題がベンゾ薬害者にのしかかります。
ベンゾジアゼピン減断薬の筋委縮と筋硬直の症状を振り返ってみました。
ベンゾジアゼピンの効能書きに騙されないでください。
この文章がベンゾ薬害者の方達の症状緩和につながれば幸いです。
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