ヨーガやストレッチで心が少し落ち着いた話

断薬中、ヨーガや座禅を取り入れることで心身が落ち着き、体も軽く感じられるようになりました。体が硬直している人に特におすすめしたい調整法です。




断薬は身体的だけでなく、精神的な不安や緊張感を伴うものです。そのような状況で、何か自然な方法で気分を落ち着かせる手段がないか模索していました。そこで試したのが、簡単なヨーガと座禅のような瞑想的なアプローチでした。

ヨーガは、深い呼吸を意識しながら体をゆっくりと動かすことで、自律神経を整え、心と体のバランスを保つ効果があります。また、ストレッチのように体を伸ばしたままその状態で瞑想する感覚で行うと、よりリラックス効果が高まり、長続きすることに気づきました。

最初は「本当に効果があるの?」と半信半疑でしたが、毎日5–10分程度続けるだけで、次第に頭の中のグルグルやモヤモヤが少しずつ晴れていくのを感じました。

ある日、断薬の影響で特に不安感が強く、何をしても落ち着かない状態でした。その時に試してみたのが、以下のポーズを中心にしたワンセッションとその後の静かな瞑想でした。

前屈3種類のセット:

1,片脚前屈: 片脚を伸ばして座り、上体を前に倒します。深い呼吸を意識しましょう。

2,合蹠(がっせき)前屈: 両足裏を合わせて座り、上体を前に倒します。呼吸に集中するのがポイントです。

3,開脚前屈: 両脚を開いた状態で前屈します。無理せず心地よい範囲で行います。

これらは朝起きた後と夜寝る前の1日2回、セットで行い、体全体をほぐします。

屍のポーズ:
前屈セットの後、仰向けになり全身の力を抜いてリラックスする屍のポーズでセッションを締めくくります。

余裕があれば、蓮華座の姿勢で呼吸法と瞑想に入ります。このとき、「調身(体を整える)」「調息(呼吸を整える)」「調心(心を整える)」の3つを意識することが鍵です。

特に、体を伸ばした状態でそのまま静かに瞑想に入る感覚は、不安感を和らげるのに非常に効果的でした。夜眠る前に行うと、眠りに入りやすくなるという効果も感じています。

ヨーガや瞑想的なストレッチは、断薬中の不安や緊張を和らげるためのシンプルで効果的な方法です。不安感やパニック症状、さらには躁鬱にも効果が期待できます。深い呼吸を伴う動作が自律神経を整え、心身を安定させるためです。

特別な道具も必要なく、時間もかからないので、忙しい日々の中でも取り入れやすいです。もし断薬中と後の精神的な不安や焦燥感に悩んでいるなら、ぜひ試してみてください。体を伸ばした状態でそのまま心を落ち着ける方法は、心と体の平穏を取り戻す大きな助けになるはずです。

具体的なアプローチ例

朝起きてすぐに前屈3種類セットを行い、それぞれ30秒ずつ。深呼吸を意識。

夜寝る前に前屈セットと「屍のポーズ」で全身をリラックス。その後余裕があれば蓮華座で瞑想。

断薬中の方々に少しでも役立つように、これからも試した方法や気づきを共有していきます!



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復