白米をしっかり食べる

離脱に良い食べ物と言えば魚を重要視していますが、これに負けないくらい大切なのがお米です。白米のご飯をしっかり食べるということを持続するとベンゾなど向精神薬を抜きやすくなります。
近年、「断薬には糖質制限が必要なので白米を減らすべき」だとか「白米は栄養の無いカス」などと白米を敵視することを散々言われていますが、何の根拠もありません。結論から言うと、お米をしっかり食べると底力を出しやすいのです。いざというときに忍耐力につながり、ベンゾなど麻薬作用のある薬の禁断離脱症状を緩和してくれます。むしろお米にあえて依存することでベンゾへの依存心を減らすことができるのです。

ずっと白米中心の生活でしたが、今から思えばお米を食べる習慣があったからこそ一気に近い断薬ができ、その後も5年継続できているのだと思います。あまりに当たり前すぎてつい忘れがちなお米の存在。菓子パンや甘味料入りのジュースばかり飲んでいては薬はやめにくいし精神面にも悪影響を及ぼします。魚を食べるにもお米が有ったほうがおいしい上に魚の栄養も吸収されやすくなります。白米は消化吸収に良いし、食べやすくおいしい、そして腹持ちもいいので甘いものが欲しくなくなり、お酒を飲む量も減らせます。

1日2~3合食べても1年半で20㎏健康的に痩せたのでダイエットにも役立ちます。ただし朝抜きの一日二食ですが、世間で言われるような害悪はありません。健診の結果は異常無し、肝機能も腎機能も至って健康です。白米中心の食事で何の問題もないことを自らの実体験で証明できました。

世間で言われるような「動物性たんぱく質を多くとるのが良い」という意見はあまり信用しないほうがいいです。タンパク質中心だとどうしても肉や卵が多くなるので消化に負担がかかり、血の巡りが悪くなります。そうすると血管が詰まりやすくなるのでいろいろな生活習慣病にかかりやすくなるのです。

白米など穀物を食事の5~6割にして肉や卵、魚などの動物性たんぱく質は1~2割、残りは野菜などで2~3割を占めるのがベストな食事バランスです。そうするとご飯にお味噌汁といった和食がベストな食事スタイルだとわかります。お米を中心に考えると自然と栄養バランスが整ってくるのでぜひとも白米を意識的に主食として食事に取り入れてもらいたいです。



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。