ストレッチ、柔軟体操で筋硬直をほぐす!

不調の原因はベンゾジアゼピンの筋硬直

胃痛、肩こり、重度の猫背。これらの症状は現代人の特徴ですが、
レキソタン等ベンゾジゼピン系の抗不安薬の副作用でもこれらの筋肉硬直と骨格の歪みが起こります。

ベンゾジゼピンは違法なクスリと同じ化学物質ですから、筋弛緩作用があるのは当然で、
最初に飲んだ時は、肩こりから解放され気分も良くなり、あらゆる不調から解放された気分になります。

しかしここから地獄の始まりです。もうその化学物質
(ベンゾジアゼピン)から逃れるのが困難な運命にあります。

ベンゾジアゼピンは、麻薬類似物質ですので、飲んでいる間だけ、
筋弛緩作用があるのでこれを抜くと麻薬並みの離脱・禁断症状が
起こります。
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しかし現代医療では、一時的な緩和作用で効果があったとする思慮の浅い診療、診断がなされ、
多くの化学物質依存患者を生み出しています。

当然、このような危険な薬を出す医者や薬剤師の利益になり、
患者の薬のへ依存は、彼らにとって儲けの種、金づるなのです。

また、このような人倫にもとる行為が医療の名の下行われているのが我が国医療の本質で、
巨額の利益を上げる優良産業とされています。

しかし本質は違います。彼らは本当は麻薬類似物質を売りさばくヤクの売人とその本質において変わりなく、
精神科医など医者ではないというのが、
本当のところです。

つまりベンゾジアゼピンは何の効果もない、むしろ薬効とされている筋弛緩作用と正反対の筋硬直、
を起こし、筋肉の運動を阻害する極めて危険な化学物質なのです。

全身の筋肉、筋膜が硬直しますから、当然、内臓の筋肉の動きが悪くなり
「機能性ディスペプシア」(FD)になり、
胃痛や嚥下違和感、内臓のチクチク感が慢性的に起こるのです。

その他筋ジストロフィーや遅発性ジスキネジアなど重度の筋肉障害が起こるのです。

脳の中枢神経の神経伝達が阻害されることでこうした筋肉障害が起こるのでしょう。

こうした薬害での胃痛や胃炎を消化器内科でいくら見てもらっても治るわけがなく
、内科医からも暗に「精神薬害」を指摘されるか
、「精神病」扱いされさらなる精神投薬の対象にされるのです。

離脱(禁断)症状で一番辛いのはこうした筋肉障害です。これは内臓にも及び、
体の内側からえぐれるような感覚になります。

春や夏など温暖な時期は比較的痛みが緩和し、体を動かしやすくなります。
たとえ体がやせ細り、衰弱していても
筋肉運動が冬場に比べて格段に良くなります。

怖いのは気温が低下する冬場で内臓の筋肉、ノドの筋肉、嚥下運動が
鈍くなり食事を摂るのも一苦労です。

家の掃除や作業も億劫になり、半分寝たきりになります。

QOLが極度に低下し部屋は乱れ汚部屋になります。

一人では家の中で野垂れ死に寸前になりました。
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ここで福祉ヘルパーの存在が必要になるのです。薬害者はどうしても筋肉機能が極端に低下し
精神状態も重度の抑うつになるので身近な家事や話し相手の存在は生死にかかわるのです。
この一年の福祉ライフで痛感しました。

それだけ向精神薬の副作用、後遺症は麻薬並みといえるのです。

ミリグラム単位で減薬しても必ず起こる禁断(離脱)症状。

ネットには漸減法の具体的な方法がたくさん記載されており、
参考になります。しかし禁断・離脱症状無しで精神薬を抜くことはできません。

精神薬を抜くには、生活基盤、協力者そしてクスリや精神医療の知識、
栄養療法などさまざまな準備が必要になるからです。

減断薬は苦しい日々が続きます。犯罪者でもないのに負い目を感じ
、尊厳まで奪われます。何も悪いことはしていないにも関わらず・・・

医者から処方された薬を
生真面目に飲んでいただけです

。あえて悪いところがあるなら「本能」が弱って精神薬の危険を察知できなかったことでしょう。

そもそも、普通に考えれば精神科の薬は、たとえ内科や整形外科で出されていても、
安全なわけがなく、そのクスリなしでは
生活できないというきわめて不健全な日常になるのです。

いわゆる「依存」です。依存している自分に矛盾を感じない程、クスリ依存になる。

筋硬直の副作用や離脱症状にない向精神薬の怖さは服薬中に既に生じているのです。

精神薬はどこをどうみても良いところがないクスリです。

今は「ステイ」という概念の下、朝夕のレキソタンは飲むことにしていますが、
いずれこんな薬はやめたい。
しかし急にやめると、苦しいだけでなんの問題の解決にもなりません。

ここに精神薬断薬の難しさがあるのです。

十分に栄養を摂り、脂肪を増やし、太ることで体力と保温機能を高めて体力をつける。
そうすれば薬を抜くことが比較的容易になるでしょう。

今はその時期です。よく食べることで最低限の生命維持を保っています。

もう一つ重要なことは、筋肉の柔軟性です。

これまで筋肉減退(減少)筋肉の衰弱と皮膚脆弱にばかりとらわれ、
アキレス腱をのばしたり、前屈などストレッチを全く
行ってきませんでした。

理由は単純にそうした行為が「痛い」からです。
ベンゾの副作用で筋硬直が進んでいるので、余計そうした柔軟体操や
ストレッチに違和感と苦手意識が働き、ますます筋硬直の負のスパイラル
に陥っていることに気がつきました。

ベンゾの筋硬直はいわば死後硬直のようなもので、「生きる」と正反対です。生きる生命体とは、
体の柔軟性ですので、少しでも体を柔らかくする必要があります。

それにベンゾなどの薬を使ってはいけないのはいうまでもありませんが、
健常の方でも加齢とともに固くなるのが肉体です。

ですから、ベンゾの薬害でさらに筋硬直が進んだ状態でストレッチ程度の柔軟体操は、
まさに苦痛そのものです。

しかしベンゾの離脱(禁断)症状、後遺症をやわらげるには、
ストレッチや柔軟体操、ヨガといった薬以外での体を柔らかくするしかありません。

胃の不調も筋硬直が影響していますので、体の柔軟性を取り戻すことが急務の課題です。

焦りは禁物です。しかしベンゾ離脱、禁断症状に伴う筋硬直をほぐすことは全身の代謝と内臓機能を高めるので
根気よく続けることを念頭において実践せねばなりません。

「福祉行政を利用した筋肉の柔軟性向上計画」

ストレッチや柔軟体操で体の柔軟性を取り戻すには、

自分の力だけでなく、看護師、作業療法士、理学療法士などの力を借ります。

自立支援医療があれば上限2500円~5000円プラス交通費の負担でこれら医療サービスを受けることができます。

また障害者手帳が1~2級ですと、福祉医療助成を受けることができます。
これにより訪問マッサージ、鍼灸、按摩などが保険適用
で月600~1100円程度で受けることが可能になります。

障害基礎年金が2級ですと「年金証書」と「年金支払い通知書」、

「写真」を持って役所に行き「等級変更」を申請します。

これにより3級から2級になると福祉医療の申請ができます。

つまり医療福祉、福祉医療、医療と福祉の合わせ技です。

あまりよく知られていない制度ですが薬なしで筋肉を柔らかくするのに
有効な手段です。

とはいえ、いきなり全身の柔軟体操やストレッチはベンゾ禁断離脱症や後遺症で凝り固まった

体には負担でむしろ危険ですらあります。そこで「足」を重視します。足の回り、

アキレス腱、ひざ裏、太ももなど萎縮しやすい脚部の腱や筋肉を柔らかく伸ばすようにします。

足の運動からだと、と安全ですし、足が柔軟になれば動きやすくなり、腰や腹部も連動して強くなります。

 

なにごとも足が基本。足場固めとも言います。ベンゾ離脱禁断症状の筋硬直、萎縮においても同じと言えましょう。

 

是非とも活用し、ベンゾ離脱禁断症状、後遺症を克服したいものです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点