意識的に休む大切さ

休むということは大切だと分かっていてもいざ休むとなるとなかなか難しいもので
本格的に休むのはたいてい体を壊した後です

筋トレでもオーバーワークにならないように注意していても、つい張り切り過ぎて
自分の限界を超えてやりケガをするか免疫が低下して風邪をひきます

これは休んでいるつもりでも実は休めていないことから起きます

意識的に定期的にそして効率的に休む必要があります

古来より東洋には休むことに着目した方法がありました

インドのヨーガの瞑想  呼吸法、日本の座禅

どれも意識する心の働きを止める精神修行法です
悟りを開く宗教目的で開発されていきましたが現代人にも適用可能です

まずあわただしく働かせている心を相対化する
そして本当の自分の心は心身が深く休んだ時に訪れるということを理解 

体の力を抜き 呼吸を整える  そして心の働きを限りなく止めていく

いきなり心の働きを止めようとせず体の力を抜き 呼吸を整え
最後の方で心を調整する

このプロセスをたどると比較的安易に心身の緊張をコントロールできます

怒りやさまざま悩み、煩悩に支配された心をいかに解放するかがポイントになります

今、悩んでいることの大半は世の中の価値基準 自分の過去の言動への後悔が原因
今となってはどうしようもないことばかりです
できることは体と呼吸を整えることです これは誰でもその気になればできます
体と呼吸が整えば自然と心も落ち着きます 上っ面の言葉や頭脳で何とかしようとせず
体の知恵を使うのです

東洋には大脳以外にお臍にリトルブレインがあるとされ
日本の禅宗では「丹田」と呼ばれています 
この考えは武道にも適用され「腹」がとても重視されています

「腹を立てる」 「腹を決める」 「腹を割って話す」  
など「腹」にまつわる言いまわしも多数あるほどです

なんでも知的に頭脳で解決しようとせず腹に意識を集中して心をコントロール
する ひいて運命をもコントロールする力を養う

日本にもすぐれた知恵が伝統的に残っているのですが現代人はすべて忘れ
外の世界や意識する心が全てであると勘違いして怒ったり嘆いたりするのです

もう一度古来の東洋の体の知恵を思い出し自分の中の自然を取り戻すべきです



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50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴