漢方の生薬の驚異的な力

漢方がこれ程効くとは思っても見ませんでした。今、漢方内科医の処方した
生薬を煎じて飲んでいます。

生薬とは、通常のエキスの漢方ではなく、医師が患者の
病状、体質、季節に合わせてつくった自然の薬です。

当然大量生産できず、保険が適用されません。

漢方の生薬をのみ始めてから、腹部の違和感が緩和し、薄い筋肉でも
動き回ることができます。

案外、腹部といった「体の中央」に体力の根源的な力があるようです。

漢方内科医の先生曰く私は「血の巡りが悪い」とのことです。

おそらく筋肉、横隔膜、内臓近辺の神経といった体の中央が乱れ、体がトラブルを起こしているのです。

原因はストレスやベンゾ離脱(禁断症状)

さまざまな負の要因が2015年頃に一気に集中し、今も慢性化した症状を引きずっているのです。

ベンゾはレキソタンを服用せざるを得ません。漢方の生薬をのんだから、ベンゾ系レキソタンをやめるというのは

極端です。漢方もあまり効かなくなるような気がして、のむべきクスリはしっかりのんで
体力気力が十分回復した後にベンゾの減薬・断薬に取りかかるつもりです。

「漢方と鍼灸でかすかな希望が見えた」

訪問の鍼灸マッサージを導入し、外部から筋肉をほぐす。そして漢方の生薬を煎じてのみ体の内部から
気と血の巡りをよくする。

外からだけでなく内からも責めるのです。内外からのアプローチで今より体が楽になるでしょう。

問題は痩せ劣った手足関節や手足の裏側です。これはいまだに物に触れると痛みますし、行動する時に肉体を意識しなければならず
俊敏な行動はとれません。

しかし漢方の生薬で内から自然治癒力を引き出し、養生すれば、筋肉も皮膚も正常値に戻るのでは?と期待しています。

実は内からの発想は2000年から持っていました。そうです。ベンゾジゼピンで体を緩めながら、整体やマッサージを施術してもらう、

間違った考えでベンゾジゼピンを盲信してしまったのです。

ベンゾ系レキソタンを最初に飲んだ時はコリがほぐれるというより、体を麻痺させているように感じました。

そして整体など行かず、自宅でベンゾをのんでは、気ままなことを言っていました。

内側からの発想をベンゾと連動させた自分が馬鹿だったのです。

麻薬まがいのクスリで頭をぼかしているだけ。継続的にのみ、
さらにセルシン(ジアゼパム)を増やし、混合カクテルでのんでいた。

このような状態では正常な判断がつくわけがありません。
正常な危機感、正常な不安、正常な恐怖、正常なネガティブ思考ができず、ただ人に利用されるか、利用して、
目先のことだけで生活を繰り返していました。

当然そこの戦略はなく人生のサイクルが悪い方向に進んでいったのです。

「自らの過ち、弱さを素直に認め、謙虚に生きる」これは敗北主義でもネガティブ思考でもありません。

こうした正常な負の想念を麻痺させるのがベンゾジゼピンという化学物質です。

コリをほぐす効果より、人格を変え、正常な人間性、負の想念さえ起こらないようになるのです。

こうした化学物質から漢方の自然の生薬。そして鍼灸マッサージ。

これこそベンゾとは正反対の人間らしい医療なのです。

漢方を処方してくれる中国系の漢方内科医の先生に巡り和えたことは不幸中の幸いです。

自費負担で月3万円の予算は覚悟しなければなりませんが、私がうれしいのは、自分の力で自分一人で家事や外出
することが多くなってきたことです。

これは明らかに漢方の生薬と鍼灸マッサージのおかげ。

レキソタンものんでいますが、これは

このままステイを保ち、体全体を強め、自分の人生を再構築したいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

本稿 2019年6月4日執筆

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点