日本の介護福祉業界は破綻しています

障害者として、障害福祉の現場にいて1年10カ月。さまざまな介護福祉業者と契約して
は解任してきました。

こうした経験から言えるのは介護福祉の従業者は表向きのイメージとは違い、
現場で障害者相手にメチャクチャな対応をします。

いい人もいたのですが、今から考えると、私とたまたま気があっただけで、

障害福祉の家事支援、調理レベルは決して合格点とはいえません。

また契約も履行されていません。

ヘルパー、相談支援専門員(ケアマネ)、看護師、すべて障害者である私を侮辱したり、ウソをつき
裏切りました。

これは(看護師を除いて)低収入で強労働だからというわけではありません。

もともと介護福祉業界という世界は、犯罪歴のある人や、外国系の日本人、元不良・非行といった一般企業では受け入れられない人達の
セーフティーネットであるという歴史的現実があるからです。

最近ではリストラ・非正規社員拡大で一般の方々も介護福祉の世界に流れ込んできますが、
やはり無教養で粗野で動物的な素行の良くない不健全な人達が多いです。カルト宗教も絡んでいます。

その人たちに義理人情があればいいのですが、弱いものを見るとイジメだすチンピラ系が多いのが実態です。

教養レベルの格差があるのに障害者というだけで甘く見られます。例えば私は40代引きこもりの
精神の障害で福祉サービスを受けている状態なので、チンピラ系相談員から「読み書きができない」と判断され、
意地悪をされたことがあります。相手が弱い立場だとつけこみ甘くみる連中なのです。

こちらは無名とはいえ四大卒。

それも平成初期の受験戦争の頃です。その時に大学に入学し、数多くの本を読み論文執筆の経験もあります。
それをたかが高卒程度かそれ以下のマトモな読書経験のない相談支援専門員やヘルパー、看護師に頭から馬鹿にされるのです。

本当はこんな連中とは関わりたくない、しかしベンゾ離脱による抑うつと筋肉減少と皮膚脆弱による行動力の低下という「障害」
で日常生活を制約されている現実においては、こうした低レベル、悪質な福祉サービスでさえ、

受け入れなければならないのです。

人材が足りません。こちらが選り好みできません。「福祉」という良いイメージと「契約」を結ぶのすが、
どれもウワベだけ形式的なものにすぎません。そこにあるのは警察に捕まらない、役所から指定取り消しをされずに利益を上げる
というエゴを隠した偽善と欺瞞だけです。

当然、契約は履行されません。介護計画もない、アセスメントもモニタリングもありません。

お金の発生するモニタリングだけがかろうじて行われています。
つまり彼らは嫌々やっているのです。

そうした悪い労働条件を悪い人材がやっているのですから、弱者である障害者はたまったものではありません。

まさに介護福祉は利用者にとっても地獄の側面が多いのです。(それでも人が必要というジレンマ・・・)

利用者・障害者の待遇改善という観点から、介護福祉を考えるべきです。

世間的には介護士といった福祉従事者の待遇改善ばかりクローズアップされますが、この点は残念ながら期待しない方がいいでしょう。

国にお金がないのに待遇改善も賃金アップも何もありません。

少ない財源で民間企業に委託しているのですから、当然、賃金は安く抑えられ、切り捨てしやすいように仕組まれているのです。

介護福祉業界の賃金体系や待遇について障害者の私からはあまり深くかかわらないのでこの辺にしますが、

障害者の側から障害福祉サービスの向上を図ってもらいたいのです。

世間では障害者は、障害者手帳と障害者特権でヘルパーに「やりたい放題」というイメージがありますが、
そんなことはありません。

誰が見ず知らずの他人に好き好んで家に上がらせ家事を任せますか?合法的にプライバーを犯された上に

無礼な対応をされることが多いのです。

できればこんな人達とは関わりたくないのが本音です。

悲しいことに精神薬はこうした人間の尊厳さえも捨ててあまり良くない福祉従業者に頭を下げなければなりません。

こちらがさまざまな事業所を入れてリスクヘッジをするなど、かなり戦略的な思考が求められます。

健常であれば別の分野に用いられた時間と労力とお金をこうした身の回りのことへ向けなければならないのです。

ここまで追い詰められています。いっそのこと自費で雇えば限りなく良質なサービスを受けられるかもしれません。

そんなお金はどこにもありません。結局行政からのサービス支給に任せるしかないのです。

自分で介護事業所を経営することも考えましたが、人が集まらない、賠償リスク、
事業規模を縮小している現実を知っているので、甘い考えで参入するのは避けたいです。

初期に来てくれたヘルパーのYさん(30代女性)のおかげでずいぶん立ち直ることができました。

しかしその彼女も家庭の都合で退職。今は火の抜けた状態です。

残った人材を考えると、すべて解任し、新しい体制を築くことまで考えています。

私の判断がまた間違っているかもしれません。しかし今の残りの人材から悪意というか敵意のようなものを感じるのです。

この感覚気のせいかもしれません。が、当たっているかもしれず判断に迷います。

契約を履行してもらい正しい福祉サービスが受けられればそれでいいのですが、ここまでアレコレ思案と戦略を思い巡らせなければ
ならない現実は、ベンゾ薬害を耐える生活をより辛くします。

暖かくなる季節を待つしかありません。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 2015年(40代の前半)に過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 体力の回復で何とかなると楽観 気楽にいきましょう