ネットの断薬情報の功罪

以前、断薬ブログをライブドアブログを書いていたのですが
そのログをみると2013年からベンゾの減薬に取り組んでいたことがわかりました
レキソタンやセルシンを減らしたり増やしたり落ち着かない様子が読み取れました

自分の中ではベンゾ断薬は2015年が全ての始まりだと思い込んでいたので意外でした
激やせと胃痛で倒れる前の2年前から「ベンゾはヤバいので抜こう」という意識が
既にあったのです

きっかけはネットの情報ですが10年以上前からベンゾの危険情報が流されていました

内海聡医師の啓蒙活動が盛んだったころですね
氏のツイッターやフェイスブック、ブログの情報そして本の知識で断薬を決意することができました

ネット上では派閥があるみたいで内海さんを嫌う人たちからずいぶん心無い言葉を
もらったこともあります

まあ、あれだけストレートに薬物の危険性と医療界の欺瞞を語られると
目ざわりになる人たちもいるのでしょう

たくさんあったネットのベンゾ情報も今はかなり整理されてきたみたいでどこか寂しい感じもします

ヤフーブログでもレキソタンと首の筋硬直の関係について詳細に書かれた
ブログがあったのですがヤフーがブログサービスをやめてから見事に消えてしまいました
2chでもずいぶん良質な書き込みがあったのに消えてしまい残念です

自分以外にもこうしたネット情報で減薬や断薬を決意した方が多いと思います
ただ煽りや悪徳商法のネタに使われていることも多く精神薬で判断が鈍っている状態では
注意が必要です

人の弱みにつけこむ輩がこういうところにも出てくるのに世も末感がありますが
断薬をきっかけに陰謀論や霊の世界にハマらないようにしてくださいね

薬を抜けば上等です
人生観が変わるでしょうが世の中を変えようという「運動」はやらなくていいです

ネットのおかげで薬の危険に気づき断薬できるという恩恵があるものの
陰謀論やカルトの入り口にもなる危険があるのでバランス感覚が必要です
特にメンタルの薬を飲む人は真面目な人が多い(自分は除く)印象があるので
その辺が心配になりました

断薬に役立ったからと言ってその方面の人たちの世界観や思想まで肯定する必要はないです

純粋真っすぐ君になってはいけません



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復