【ベンゾ離脱回想録】目先の楽を求めてベンゾをのんではいけません

ずっと首肩の筋硬直がひどくて仰向けになって寝るのが辛い症状に悩まされてきました
少しずつ治ってきていますがまだまだ完全に治ったとはいえません

これはレキソタンや筋弛緩剤で症状を誤魔化してきたのが裏目に出た症状
2019年に断薬してから5年経ちますが
今度は薬での誤魔化しではなく自然治癒力で筋肉をゆるませ筋硬直と体の歪みをほぐしています

本当に少しずつの歩み この間、薬物で慢性症状を誤魔化すというのは絶対にやってはいけないことだと悟りました

目先の楽を求めて安易にベンゾなどの向精神薬に頼るのは何も解決しない上にすべてがドツボにハマります
(減断薬中のの一時的再服用は除く)

30歳の若い頃、後ろめたさがあったのに「医者が処方するから」とレキソタンをのんだのが運の尽きでした
それまで歩きまわっていたのに外に出なくなり部屋でじっとすることが多くなりました

70kg台だった体重がすぐに増え80kgを超え一気に肥満体になりました
食事の量は今と変わりません

運動不足もあるでしょうがベンゾといった向精神薬の持つホルモンバランスを
狂わす作用で代謝が悪くなったのが原因だと考えています

レキソタンの作用で首と肩甲骨の硬直がひどくなったのに
それを緩めるためにまたレキソタンを増加するという悪循環に陥りました

増量した時点でおかしさに気づいて薬を飲むのをやめればよかったのに医療への信仰心から麻薬漬けにされてしまいました

愚かさに気づいたのが2015年
常容量離脱でガリガリに痩せ胃痛で倒れた時です

ネット上でベンゾの危険情報をみて確信しました

「断薬すればすぐに治る」と甘く見ていましたが、まず薬を抜くのが難しい
それもガリガリに痩せて体力が低下した状態だと減薬も断薬も思ったように行きませんでした

薬をやめたり戻したりで4年間を費やした後2019年にようやく断薬

断薬後の首肩の筋硬直がとてもつらかったですがこれは一時的な離脱症状と割り切り耐えました

鍼灸治療の助けもあって断薬を継続できました

断薬から2年間くらいは再服用するかもしれないとレキソタンのストックをたくさん持っていました
幸い使うことなく今年すべて破棄しまた
今やベンゾと完全に決別できました
あとはわずかに残る筋硬直が自然に治りきることを待つのみです



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴