喪失感の克服

筋硬直と骨格の歪みがかなり改善してきました。左半身の歪みと硬直が特にひどくて左の首肩、胸まわりがいつも苦しかったのですが、今はかなり楽になってきました。体がまっすぐに伸びるようになってきたので健康体に近づきつつあります。

ただ、もう50歳を過ぎてしまったので今さら社会復帰もなにもなくただ余生を過ごすモード。青年期、中年期の現役時代をほとんど病気とベンゾで奪われ不本意な人生になってしまいました。時間の喪失感からふとウツになって生きる気力がなくなることもあります。しかし地獄の苦しみの中からの奇跡的な回復そして日常生活が困難だった時期を思い返すと、ここで死を選ぶのはもったいない。健康体にもどれば日々の生活に感謝しながらできることをやっていくだけです。

毎日、掃除洗濯料理といった家事と英語学習。たまに散歩に出かける程度の普通の日々ですが、数年前の苦しかった頃を思うと夢のようです。誰かに頼ることなく家事ができて食事を楽しめる。病苦を味わったことが無い人にはわからない良さです。ここからさらに健康体を回復すればそれだけで本望です。

ここで世間に基準を合わせず、過去の苦しかった頃の自分に基準を合わせます。比較の対象はあくまで自分です。こうしないとただ劣等感と疎外感に悩まされるだけですからね。家事ができて英語の基礎もかなり覚えました。内面に強さを宿した感じです。

50代と言えばかなり年齢がいった感じですが、完全に老け込むのは少し早いです。昔と違って現代人はかなり若くなっているので昔の人の年齢観にとらわれないようにしたいです。まあ、人間いつ死ぬかわからないので長生きを前提に物を考えるのも少し傲慢に思えます。あまり先を考えず、日々の生活を一所懸命に過ごせばそれでいいのだと思います。

今や断薬という大きな目標を達成できました。家事もこなせるようになったので倒れていた頃に考えていた目標と戦略は全て達成できています。前向きに考えようと思えば考えられるので、自信を持ちたいです。



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。