GABA受容体の回復を目指して

2015年の大幅減薬から今年で4年目になります。ベンゾジアゼピンを甘く見ていたのでしょう、
これまで多くの
離脱(禁断)症状に悩まされ、慢性的な不調が長期化し後遺症に悩まされています。

胃の不調、筋肉減少が著しく、今でもヒジの肉が薄くなりタイプ入力に違和感があります。

横隔膜が突っ張り膨満感や呼吸の浅さにつながっています。
理解はなく、孤独に悩みながら、解決策は脳神経の回復=GABA受容体の回復です。

レキソタンやセルシンといったベンゾジアゼピンは脳のGABA受容体に結合します。
なのでたくさん飲んでいたときに脳がその薬物で作り変えられた
アップレギュレーションした状態になると言います。

これは危険な化学物質と作用機序が同じで離脱(禁断)症状や後遺症まで同じと言いますから、
ベンゾジアゼピンは、合法薬とは言え、それからの離脱と後遺症には想像を絶す
る辛さが付きまとうことが想像できると思います。

減薬当初は私もこれらの作用機序や離脱(禁断)症状や後遺症を覚悟していたものの、
公的情報がなく、
精神的ストレスや苦労にも悩まされました。

飲んでいるときのアップレギュレーションから離脱時のダウンレギュレーション、これが
離脱(禁断)症状だと思います。

ダウンレギュレーションした状態は、「抑うつ」と呼ばれ、障害認定されています。
よく考えれば薬物によってもたらされたのに薬害が認められず、
精神の病気扱いされるという本末転倒な状態です。
それでも何らかの障害認定がなければ、この薬物を抜き去ることはできません。

苦肉の策で障害認定を受け、障害福祉の管轄に入り療養する。これが現実的な対処法です。

「終日臥せる」という「抑うつ」状態が日常です。

2016年から筋肉減少に伴う皮膚脆弱で汗をほとんどかかなくなり、
布団にいても湿気を感じない、
異常な状態です。
内分泌か何かが狂っているのでしょうか?
この症状もまだ続いています。
生きているのか、死んでいるのかわからない状態です。

GABA受容体の回復がカギです。

良いタンパク質を取り、ビタミンC、カルシウム、ビタミンB6と、アミノ酸をたくさん取って、
運動して、GABAの生産量増を増やすことが挙げられます。

こうして食生活を整え、軽い運動をして時間薬でGABAの生産量が多くなり、回復に向かうという
理論を信じたいです。
今はその信じるということができない程、筋肉減少が進みました。

幸い「耳鳴り」は、ほとんどありません。もしかしたら、気づかない程度にあるかもしれませんが、
自覚するほどではありません。やはり筋肉減少と皮膚脆弱が自覚的、他覚的にあります。

徒然に書いてきましたが、これと言った打開策はありません。

理論」を書き、納得する。この繰り返しで「回復を待つ」しかありません。
手術など外科的な方法は、夢があるにせよ、脳に作用するベンゾジアゼピンの
前には無力だと感じています。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復