断薬後の体の鍛え方

この数日体調が良い方です。心窩部の違和感や痛みもほとんどなく、食欲も旺盛。骨格の歪みが矯正され首肩周りの硬直も緩和。全身が調和してきています。無理な筋トレをやめて自分に合った負担の無いメニューに変えたからです。
強くなろうと激しいトレーニングをしても逆効果だと何度も失敗を繰り返しようやくわかりました。とりわけ自分はベンゾ離脱で横隔膜がダメージを受けて弱くなっているので腹筋には人以上に注意をしなければなりません。したがって無理をせず軽いストレッチやヨガ、そして歩くことをメインにした緩めの内容に特化することを心がけています。断薬後の焦りからつい無理をして体を鍛えがちですが、体調を崩すだけなので無理は禁物です。

どうもベンゾは横隔膜にも作用するらしくインナーマッスルが不自然な緊張状態に陥り呼吸が浅くなったり、首肩の強張りにつながります。呼吸が浅くなれば精神的にもパニックに陥りがちなので断薬後の生活は筋肉への配慮が特に必要です。

普段からストレッチやヨガといった軽い体操で体を柔らかくし呼吸を整えておくことがとても重要です。体の柔軟性がベンゾの断薬後の苦しみを緩和します。そして体を温めることも重要です。離脱がひどい頃は「冷え」がひどく1日に10回以上シャワーか風呂に入っていました。冬場は地獄で生きた心地がしなかったです。離脱の筋硬直は冷えを招き、冷えはまた筋硬直を招くからです。お風呂に入るのはもちろん、入浴が辛い時は足湯だけでもして体を温めたほうが良いです。食べ物ではご飯に味噌汁といった和食が食べやすく体を温める陽性食品なのでお勧めです。

筋トレは腕と脚に限定した方が良いです。腹部はかなり弱くなっているので鍛えようとしても負担になるだけです。まず脚に大きな筋肉が集まっているのでスクワットで脚を鍛えたほうが筋トレとしては効率的です。足腰が弱くなると日常の活動にも影響を及ぼしますから脚は特に重点的に鍛えるべきです。当然歩くことも大切になります。
腕はぶら下がり健康器にぶら下がるか懸垂をやるのが効果的。きつい場合はぶら下がりだけでもOKです。
ストレッチで体の柔軟性、スクワットと歩くことで足腰、懸垂で腕周りを鍛える。継続すれば衰弱が体を効率的によみがえるでしょう。



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50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復