元ベンゾユーザーから伝えたいこと

ベンゾ断薬に成功したらあとは生き生きと生きていけると思っていましたが
後遺症の筋硬直は残るしフラシュバックが多くなり思っていたより苦しい日が続いています

特に腹部の硬直と食欲不振が長く続いています
免疫力が弱り風邪もひきやすくなりました

断薬してもあまり良いことが無いように思われるかもしれませんが
薬を飲んでいた時よりは頭ははっきりし怒りっぽさがなくなりました

そして筋硬直と骨格の歪みはわずかならがでも改善しています
薬によるまやかしの筋弛緩ではなく体の自然の反応での筋肉のゆるむようになりました
今はまだ後遺症が残っているとはいえ本来の自然を取り戻していると考えています

健康の基礎と根本は断薬した状態にあるのです

薬をのんでいたらヨガやストレッチ、鍼灸の治療を受けても本当の回復には
向かいません
目先の安楽さにとらわれて薬を飲み続けるのは悲劇を長期化させるだけです

一度でも飲んでしまえば依存する怖さがこの薬にあります
肩こりなど不調を治したいからという一念と医療への信仰から
薬をのむのでしょうが期待は裏切られるだけです

24年前にレキソタンをはじめてのみベンゾ依存に陥りました
その後セルシンも追加し1日3回30㎎はベンゾをのみ、ヘビーユーザーになりました

当時今みたいな薬害情報はなくただ医師を信じていました

すぐに怒りっぽくなる、不眠が悪化する 
左の肩甲骨の強張りがきつくなるなど違和感がありました

今から思えばすぐにやめるべきでしたが、「薬で完治させよう」と意気込んだのが
仇になりました

2015年人間関係も仕事も何もかもうまくいかず倒れこみました

断薬した今や50歳すぎお金もほとんど使い貧乏

障害年金で細々と生きているだけです

薬などのんでいても何も良いことはありません

健康だけでなく人間関係も壊れます お金もかなり損を受けます
何より自分らしい心まで奪われます

断薬とその後遺症は多少の苦しみを伴いますが
本来の自分を取り戻せることができます

多くの若い人に少しでも早く薬をやめてもらいたいです



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴