レキソタン減断薬に関するメモ 福祉への希望

病気療養ブログが大量に読まれることを予期していませんでしたが、
一定の方が読んでくださり心強い限りです。少しでも回復して元気な様子を投稿したい」この一念に駆られますが、
一度崩した体調がそう簡単に戻るわけがありません。

不調原因は薬剤以外には、「家族との不仲による精神的な原因」も考えられ、
何もかも「離脱」「薬害」で片づけたくないのが本音です。

今の私の希望は「福祉」障害福祉サービスを受け、家事のヘルプや「おしゃべり」会話でヘルパーさん達にお世話になっています。

福祉を受けたのは2017年6月下旬。この頃はまだ外を歩くことができましたが、意識もうろうとし、あとでヘルパーさんに聞くと
「この人本当に大丈夫?」と言われるほどの酷い状態でした。私自身もそのころの記憶がうっすらとあります。

今は体の痩せが進行し、肉体的には辛いですが週に3回のヘルパー派遣、週に一回の看護師の派遣を受け
「意識」は前向きになりました。少なくともパニックに陥ることは少ないです。

孤独に陥っているベンゾ被害者には心強い味方になります。

ただ「精神科」の範囲でヘルパー派遣を受ける人は少なく、居てもネットに情報を公開する人はほとんどいません。

このブログが福祉の知識になればと願っています。
<スポンサーリンク>



ヘルパーの派遣は、市役所経由がいいでしょう。その際も精神科の

「意見書」が必要になり、悔しいですが、そこは割り切りましょう。
看護師には精神科医の「指示書」が必要になります。これも仕方ありません。

ヘルパー派遣のハードルは比較的高いので、看護師の派遣=訪問看護を受けてみてはどうでしょうか?

「自立支援医療」制度を使えば、一割負担 上限2500円~9000円 所得に応じて)で福祉制度を使えます。

まず自立支援の受け方です。
「自立支援医療を受けるには」、まず役所へ行き、「診断書」を手に入れます。
役所に置いてあります。この時に他の申請書類も入手できますが、
その場で書いて提出していいでしょう。とにかく診断書を手に入れ、それを持って主治医のところにいき、
診断書を書いてもらえば「自立支援医療」を申請できます。
申請が受理され受給が決まれば、診察代と薬代が一割負担になります。

これによる経済的負担の軽減は非常に大きく精神的負担の軽減になります。

<スポンサーリンク>



自立支援受給者証があれば訪問看護ステーションを探して、「指示書」を書いてもらい、変更申請を出します。
これで訪問看護を利用できるようになります。

最初から訪問看護ステーションが決まっていいれば、

自立支援医療の申請時に指示書とともに提出することになります。

何かと手続きが煩雑ですが、とにかく精神科医療を利用して経済的、心理的負担を軽くすることです。

自立支援医療を使っていれば、ヘルパー派遣を受けやすくなります。本当は精神科の「意見書」だけでいいのですが、
公費負担ですので、予め精神通院の証明となる「自立支援医療」を受給していると手続きが簡易になります。

福祉はまだ一般の方達には未知数、不可解なところが多く、専門職の人でさえ戸惑うほどですから、
私の説明ではわかりづらいと思いますが、何らかの「ヒント」になり、
役に立てば幸いです。

福祉は何らかの不遇にあっている方のための社会制度です。権利です

ので堂々と受給手続きをやるべきです。

「精神科を通さねばならない」という点だけは仕方ありません。

そこは割り切って、逆に制度を使って「自助力」を高めるのが現実的な対処です。

何より一筋の希望になります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点