【ベンゾ離脱回想録】筋硬直は残るものの筋力は回復

急に冷え込んできたためか今朝はいつもより左の首肩の筋肉が硬直していました
もう慢性化しているのでいつもと変わりないと言えば変わりないのですが
あと少しというところまで治ってきているのにしつこい症状です

この筋硬直に昔はレキソタンとアロフトという筋弛緩剤をのんでいましたが
症状が固定化悪化したまま年をとってしまいました

断薬してもすぐには治らず離脱症状で筋硬直が一時ひどくなりました
首肩だけでなく左半身にも筋硬直が連動し左胸や肩甲骨の周りが強張り心臓が圧迫されました
そうすると呼吸が浅くなり、自律神経も交感神経が優位になりました

この浅い呼吸にもレキソタンやセルシンといったベンゾで鎮めていました
一時的な安心感はあるものの怒りっぽくなったり筋肉の硬直が余計悪化するなど良いことはなかったです
つまりベンゾをのんでも何の解決にもならずむしろ症状が長期慢性化するだけです

服薬中はベンゾで悪化することなど知らないものだから薬で筋肉のコリや強張りが治るということを信じ飲み続けました
一時的な安楽さがあるのでその依存ももちろんあります
医師も漫然と処方するので自分にとって必要な薬だとますます思い込むようになっていました
どこかで誰か止めてくれるか今みたいに情報があれば20年近くのむことはなかったでしょう
多くの時間を失い悔しいです

「断薬後5年の変化」
現在完全断薬から5年3か月が経過 長い歳月を経ましたが症状はまだ完全には治っていません
とはいえ自分で日常の家事を全てできるようになりました
また筋トレやストレッチなどトレーニングを続けることにより弱り切っていた体に力がみなぎるようになりました

筋硬直と骨格の歪みはまだ完全に治っていませんが筋力と柔軟性はかなり改善を実感
一時は絶望的だった筋肉が力強さを取り戻しました
もう衰弱していた時のような弱々しさはありません 
人間の回復力はすさまじいものです 神秘的なものさえ感じます
断薬すればゆっくり少しずつ良い方向に変化します



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50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴