レキソタン5mgを再開して約一週間になります。
変化はよく動けるようになり、掃除洗濯はもちろん
家中の大掃除、断捨離、模様替えを精力的に続けています。
1日平均7時間くらいこうした大掃除と断捨離、模様替えに費やしています。
断捨離で選別した本やCDでお金になりそうなものはAmazonマケプレに出品。
これも一日20個以上ですので、かなりの労力と時間を費やしています。
ベンゾ(レキソタン)で少し元気になったのです。
本当は中枢神経を麻痺させてラリッているだけかもしれませんが、
慢性的な痛みや不快感といったストレスが減ったことで体力が出てきたと考えています。
そもそもこれまでの不調はベンゾによる中枢神経の故障ではなく、「強度のストレスが急に重なった」
ことが原因かもしれません。
2015年過労と心労が重なり体重が62kgまで下がりました。それまで肥満体で85キロ以上の体重があったのですが、
半年ほどで20キロ以上痩せたことがあるのです。
顔も薄気味悪く痩せました。当時免許更新でしたので証明写真に青白い顔が写っています。
こうした心身の不調のところにベンゾ=毒の情報に接し、ベンゾの減薬を始めたのが、今から思うと
ストレス症状を悪化させたと思っています。
ベンゾ減薬・断薬派の内海医師でさえ、衰弱したときは、少しの向精神薬の服用が必要という趣旨の発言をなされていました。
内海医師のベンゾ=悪の情報洪水は脅しに近く、すべて正しいとは思いませんが、
ストレスで衰弱したものにとって精神安定剤は必要な物質だとこの3年の苦しい経験からわかりました。
全ての原因はストレスです。2015年に倒れるまで過労が酷く死を考えるほどでした。
周囲の理解もなく自分の楽しみを全て犠牲にして40代を迎えたので心と体が無意識的に悲鳴を上げていたのです。
すぐに仕事をやめるべきでした。
そして精神科にかかりいつも通りクスリをのんでおいたほうが良かったのかもしれません。
しかし当時体はミイラのように痩せエンシュアリキッドをのまされるほどでした。
栄養療法を摂るものの体が内面から衰弱しているのを感じました。
その後やはり筋肉減少が起こり胃痛とのどの痛みが慢性化したのです。
今でもこれは続いています。
レキソタンを再服用するようになって胃痛とノドの痛みが緩和されました。
つまり「ストレス」が不調の原因であるという確信がますます深まってきたのです。
汗が少なくなる、シャワー入浴回数が冬場にものすごく多くなるという皮膚異常もレキソタンの再服用で
止まりました。
これはストレスで自律神経が乱れていたためだと思います。
もしかすると断薬を継続していれば、クスリなしでも調子を取り戻せていたかもしれませんが、
今の私にとって真実はあまり重要ではなく、いかに日々を楽に過ごし、QOLの向上を計るかが問題なのです。
ベンゾはそのための有効なツール。これまで神経毒でのんではならないと強迫観念にとらわれていましたが、
このような思考スタイルこそ病的で神経症やストレス疾患を長引かせる要因だと気づいたのです。
内科で検査してもわからない病気は精神薬しかありません。精神医療に屈した感がありますが、
ストレスで乱れた自律神経を一時的でも整えることは自然治癒力を増す必要な措置です。
副作用はあるでしょう。しかしそれより破壊的なストレスを長引かせることのほうが、
悪化を招き長引かせるのです。
「ストレスこそ万病の元」と心得、ベンゾ程度の軽い安定剤で動けるようにする。
そして家事や運動にとりくみQOLを高める。
精神的にも良い作用があります。
薬をののむ時は「罪悪感」にとらわれないようにすることが肝要です。ネットや一部マスコミでは徒にベンゾ有害性津を
煽っている感があります。
ベンゾ断薬キャンペーンからは、ある種の宗教的狂信すら感じるのです。
私もずいぶん振り回されましたが、レキソタンの処方量を守り食事を楽しみ、よく眠るようにします。
ベンゾ処方量程度で思考と判断力が致命的なまでに狂うわけがありません。
これまで人生の失敗をベンゾの薬害と思い込んできましたが、ベンゾの影響は実は少なく、
自分の思考スタイルに問題があったと反省・認識しています。
ここまでわかったのですからベンゾを怖がらずに適時服用しQOLを高め心身の病気を治していきたいです。
ストレスを緩和し良く食べ、よく眠る。これの時間薬で体力がついてくると考えています。ベンゾを誓ってでも睡眠をとり食事と運動を連鎖的にできるように体力をつけるのです。向精神薬の睡眠は本物でなく、神経毒で麻痺させているだけという理論があります。正しいでしょう。しかしそれより素移籍したストレスのほうが有害でストレスが長引くほど心身の適応力が減り死に至る疲憊期を迎えるのです。ストレスを甘く見ず、弱い毒であってもベンゾが効くなら活用し体力の回復をはかるべきです。
弁sぞが毒だからと、断薬ストレスに耐えることはないのです。
もちろん断薬で気分が良くなるのなら断薬に取り組んでいいでしょうが、
無理に耐えることは無意味なだけでなく有害であると言えます。
ストレスが長引くとすべてが乱れます。機能性胃腸症(ディスペプシア)も酷いストレスが重なったことが原因です。
ストレスの本質を踏まえ、ベンゾをのみ、食事、運動、読書、外出、遊びを総合的に摂り入れて
人体の恒常性を取り戻したいです。
ベンゾ有害説にとらわれ罪悪感を持たない注意も忘れないようにします。
ベンゾですべてが解決するとは思いませんが、これまでっより楽に過ごせ治療の基礎ができると信じています。
<まとめ>
通常の人、食事が摂れる、眠れる、運動できる方は安易に向精神薬に頼ってはなりません。
半年以上、不眠、食欲皆無、運動に困難、こうした人は軽めの向精神薬を服用したほうがいいです。よく眠り、食べて、動いてQOLを高めるべきです。
依存と副作用というリスクがありますが、ストレス状態もかなりのリスクです。
本当は向精神薬無しがいいのです。しかし現代社会のパワハラ環境で知らない間に心身がむしばまれている方が多い現状では、問題の多い精神医療を選択肢の一つにしておくといいでしょう。心身のバランスをとるのに薬物が必要な現実もあるということです。
・私は精神医療に反対です。隔離拘束、あまりにも非人道的です。但し、セリエ博士のストレス学説に基づくストレス病(急性かつ長期化)の症状にはマイナートランキライザーと睡眠薬は細心の注意で最小の処方することは必要だと考えています。心身医学はまだ未発達です。資本主義が高度で複雑化し人間関係が希薄化される現代社会において漢方で言う未病は増えます。こうした病気にある程度の精神薬は必要悪として認めざるを得ません。全ての方が社会毒を排し、デトックスできるわけがないのですから。皆が皆ヨガの達人や仙人になれるわけがありません。こうした現実を踏まえてベンゾを活用するのは間違いではありません。皆さまの苦しみが少しでも緩和されることを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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