レキソタン再服用 2019

薬を止めていい人と止めてはいけない人がいるというのを自らの断薬再服用経験で知りました。

レキソタンを再服用しました。13日の夜中1時26分にレキソタン5mg服用。

気分が落ち着き、いつもより眠れ、苦痛も少なかったです。

食事もおいしく食べることができました。胃の周りの不快感も緩和されていました。

やはり自分にはレキソタンが必要な物質なのです。

まだ耐性がついておらず効き目がある。これはまだ救われているということしょう。

副作用で気になるのは思考力低下=ボケるの

ことと「脱抑制」です。

これは今までの再服用と断薬の記録からわかります。

服用のベネフィットは、過去の記事の記録からわかるのですが、

今回レキソタンに関する記事を読み返し再服用の決め手となりました。

レキソタンのメリット デメリット
https://atblog.biz/lexotanmeritdemerit/

こうした過去記事を参照しながら今回の再服用に踏み切ったのです。
敗北感はあります。
しかしもう断薬にこだわるのはナンセンスではないでしょうか?
今までの苦しみは断薬ストレスによるものだと考えられます。

特に胃の不快感、違和感は相当なものでいくら胃薬をのんでも効かないのですから。

それがレキソタンをのむと少しばかりお腹が好き食べることができるのです。
これだけでもその後の一日過ごすのが楽になります。

レキソタンを再服用してから食事を十分に摂り、雑巾がけで床掃除までできました。

レキソタンは、麻薬並みの薬とされていますが、重度のストレス疾患(それが例えベンゾ断薬によるものであれ)
には効果があるのです。

そもそものストレスの原因はわかりません。家庭内不和によるものか、人生の転換期によるものか
胃の不調によるものか、はたまたレキソタンの断薬後遺症で引き起こされたものか?

よくわかりません。

ただストレスが長期慢性的に心身に悪影響を及ぼしていたことは確かです。

希死念慮まで現れていたのですから重度のストレスだったのです。
断薬に理解のあるヘルパーさんでせ私の顔色の悪さに「再服用しては?とすすめられるくらいでした。

つまり私には薬が必要なんです。筋肉減少をひき起こす原因かもしれませんが薬が無いと消化器官が不調になり
生きた心地がしません。

良く食べよく眠る、これだけでも生き返ります。
たとえ筋肉がスカスカでも胃の回り、心窩部(しんかぶ)の違和感が少なくなると身動きやりやすくなります。

活動量が増えるのです。

ただやはり副作用の思考力低下、脱抑制、筋肉への影響が不安です。
こうした副作用は必ずあります。断薬すると思考力が明敏になりこれまで気付かなかった過去の過ちに気づき深い反省ができます。
これは非常に良いことで、こうした精神性こそが人間らしさなのです。
その人間らしさがレキソタン服用によって消失してしまう。
どんなに意識しても人間らしさがベンゾで消失又は減少していますのです。
こうした問題点を承知の上にレキソタン再服用に踏み切ったのです。

食事と睡眠をより良くする。ベンゾは麻酔的ですが現代ストレスにおいて必要物質なのかもしれません。

長年服用した者にとっては脳に回路が形成され必要物質になっているのでしょう。

断薬には漸減で様子を見ながら減らす、周囲のサポート食事のリズムこうした総合的アプローチが必要になりますが、
今の日本ではそれは難しいのです。

ほどほどにベンゾをのむしかないようです。

ベンゾの毒がいろいろ言われていますが、「痛い、苦しい、食欲ない」

これはとても辛いです。苦痛です。これらの症状が例えベンゾが原因であったとしても、ベンゾで症状が緩和されるのであれば、ベンゾは神の薬、福音です。

政治目的の鎮静化、民族浄化のための精神薬

、精神医療という見方も一理ありますが

長期にわたる苦しく惨めな思いをするのなら、

ベンゾが麻薬まがいの薬であっても楽になるのなら、

そのベネフィットを認めQOLを高めたほうがいいでしょう。

副作用や後遺症の問題はありますが・・・

思考訓練、認知訓練、環境整備でそれらの副作用は克服できるはずです。

薬を徒に卑下してQOLの低下は防ぐべきです。

断薬をゴールにしてはなりません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。