近況 首肩の柔軟性と裸療法(西式?夏季限定)

近況 

明け方、目が覚めて布団で体を伸ばしていると、
首回りがやわらかくなり、
足がすっと伸びるような解放感があります。

そうして訪問の鍼灸の施術を受けます。

ハリとお灸の施術が一通り終わった後、

鍼灸師さんは簡単なマッサージをしてくれるのですが、

彼は柔道整復師の資格も持っています。

この鍼灸師さんに柔道整復じこみの足回しマッサージをしてもらうと、
いつも回りにくい足が今朝の施術では骨盤付近まで回るようになりました。 

 鍼灸師さんにこのこと(首が緩むと足がやわらかくなったこと)を話すと
施術後に「今日は足が柔らかい、しっかりと根本まで折り曲げることができた」

と筆談で答えてくれました。(鍼灸師さんは発声できません)

つまり足回り(骨盤回り)の筋肉が柔らかくなったことを他覚的にも認められたのです。

首回りの硬直を鍼灸施術で緩和していくうちに足回り、
骨盤回りの硬直が緩和され血流が良くなってきていることを意味します。

そして全身が柔らかく温かくなってきているのです。

人体の複雑な構造はよくわかりませんが、
首肩回りを鍼灸(長野式)で治療すると、

全身が和らぎ調整されるようです。

たとえベンゾ離脱で極度に硬直した体であってもです。

鍼灸施術で免疫力が高まり自律神経が整います。

強張った筋肉がさらに柔らかくなるのです。

「首肩回り」が要点です。

足にもハリを打ちますが、首肩回りを鍼灸で治療すると
骨格と筋肉が整う自然治癒力が引き出されます。

今後もこの調子で鍼灸を継続したいです。

「頭寒足熱」

今夏は普段、家の中ではトランクス一枚で生活しています。
来客やヘルパー訪問がある時だけTシャツとスエットズボンを着て
対応します。
鍼灸治療の時は半ズボンにTシャツ一枚姿です。

これは今までの私からすれば信じられないことです。

なぜならどんなに暑い夏でも上下の衣類を着用していたからです。

断薬一年と鍼灸施術そして食養生で体質が変わったのか、
家の中ではトランクス一枚です。

エアコンはほとんどつけません。扇風機だけで過ごすことがでいています。
(寝室の古くて弱くしか動かないクーラーはかろうじてつけていますが、
普段過ごすリビング設置のエアコンは
ドレンホースが壊れ、新しいエアコンを買い替える経済的余裕も無く放置しています)

半裸で調子がいいものだから
時折5分ほど全裸になり皮膚呼吸機能を鍛えています。

ベンゾ離脱・禁断症状で極度の筋肉硬直と冷え性だった
2015年から2019年の時期の弱弱しさ考えると今夏はものすごく強くなりました。

2015年から2019年の期間は毎年夏になると早くも冬が来るのが嫌になるほど
の冷え症と乾燥肌で衰弱し不安でおびえていました。

ほんの2年前まで夏になると極端な冷え性で冬物の衣類を
着用していたほど体が冷えていたのです。

そうした「異常な冷え症」が今夏はありません。

むしろ足裏がポカポカ温かいくらいです。

東洋医学で理想とされる頭寒足熱に近くなりました。

今夏は体質の根本的変化を感じます。

「心理面」
裸療法においては、一人暮らしの環境は人目を気にしない自由があります。

こうした心理的な側面からも
屋内で半裸で生活できるのでしょう。

とはいえ手足の筋肉は痩せ腹が出てみっともない体つきです。

それでも体型を気にせず半裸で過ごせる時間が長い。

今夏は猛暑ということもありますが、
裸に心理的抵抗が無いのです。

一人暮らしの開放的な心理要因だけでなく、明らかに体質の変化、好転を感じるのです。

骨格の歪みや筋肉の捻じれや強張りが緩和されるにつれ
こうした半裸状態での肉体的抵抗がなく心地良いからでしょう。

そこに孤独なはずの一人暮らしが解放感を持って感じられるのです。

心理面での影響も大きいです。

知らない間に西式(にししき)
西式健康法という西勝造が1927年に創始した健康法があります。
現代西洋医学に批判的な健康法で、

朝食抜きの一日二食の半日断食、乾布摩擦といった内容です。
その各種療法の中に「裸療法」があります。

現在私は一日二食と柿茶愛飲さらに西洋医学の薬は極力飲まない、
「精神薬などもっての外」とする西式健康法をすでにいくつか実践しているので
西式の一つ「裸療法」は必然的な流れかもしれません。

裸療法は体が自然を求め始めた健康の証かもしれません。

向精神薬ベンゾジアゼピンという単なる麻薬・覚醒剤を断ち切って1年2か月。

酷い離脱症状と後遺症で苦しみもがき、自ら料理をし、
自分を見つめ直してきました。

そして
「自然とは?食事とは?」

裸(半裸)の中で考えさせられるのです。

「裸で過ごす」といっても夏の時期だけでしょう。

しかし今夏は今後の生活と健康を根本的に見直す何かをつかみました。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点