外出回数が多くなりました

最悪の状態を切り抜けたようです。最近になり軽い気持ちで外出することができました。

ただレキソタンは一日2回(5mg錠)のままなので「離脱を乗り越えて」というのではありません。

重度の抑うつから胃痛と筋肉減少はあるものの、外に出て歩いたり、公園のベンチに座ることができるようになりました。

自転車にも今年5月から乗ることができました。北近畿の郷里にも旅行できたくらいです。

自転車は自宅内に保管するようになり、自転車置き場での近隣ストレスが消失したのと、
体調が上向き、涼しい気候といった外的ストレスの緩和と漢方と鍼灸の相乗効果で
生活の質は驚くほど改善しています。

レキソタンの薬効もあるでしょう。が、鍼灸マッサージ施術で体の疲労物質(滞り)を定期的の除去していることも

体の機能低下を防いでいます。これによって行動力が増したと言えます。

漢方の生薬ものんでいます。これもまた奏功しているでしょう。

「気になるのは筋肉と胃部」

何度も繰り返しになりますが、外出力や活動量が増えても胃は弱く空腹感はありません。食欲皆無で義務的に
食事を摂っています。筋肉減少も、胸回り、腰回り、ヒジ、ヒザといった「屈伸」する際のクッション機能が低下したままです。

これは毎日の悩みです。ある程度「慣れた」のもありますが、筋肉減少と胃部の弱さは生きる気力を半減させますし、
活動できても息切れすることが多いです。

ベンゾ=レキソタンによる脳の中枢神経破壊(故障)かもしれず、栄養と運動、漢方の生薬を試しても気休めにはなっても
根治するのは難しいと感じています。

漢方の生薬に神経を良くする作用があるかもしれず漢方には希望を持っています。

後は鍼灸とのコラボでどこまで自分の中の自然治癒力が高まるかです。

漢方の生薬で体内の血の巡り、気の巡りを良くすすれば、神経伝達にも良い影響があることが期待できます。

そして何より胃の不快感と食欲の無さ、それに伴うノドの違和感も「体のトラブル」として漢方の生薬と鍼灸マッサージの施術で
改善するものと期待しています。

時間もお金もかかります。仕方ありません。それにレキソタンがまだ残っています。

今はまだ偽りの元気の可能性が否めません。

それでも外出する回数が増えたことはこれまでの純粋な精神的な疾患=抑うつを改善しています。

「まだ生かされている」外出先でいつも脳裏によぎります。

一時はもう今生の見納めと覚悟していた外の風景。今は軽い気持ちで自転車や電車で外出を楽しむことができるようになりました。

筋肉は減っているのに意識は回復、外出力の向上・・心身の仕組みの不思議さに思いをはせています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。