フラッシュバック

冷え込みが日に日に増してきています
秋から一気に冬になりそうな気配が朝晩に漂いはじめました

秋風の冷たさと虫の声で
内省的な気分と同時にどこかウツっぽくなり
ベンゾの常容量離脱がひどくて倒れていた頃を思い出します

2015年から2017年頃です

筋硬直がひどく今のように台所にほとんど立てず
炊いたご飯を卵雑炊にすることと電子レンジで冷凍食品を
もどして食べていました

今のように焼き魚や味噌汁などで無添加の料理をつくることが
できずただ生存するために卵雑炊や冷凍食品で寒い冬を過ごしていました

今よりお金はあったのに肝心の体力が無い

食欲もなく胃痛に似たみぞおちの激痛に悩まされていました

食事にお金がかからずに良かったものの
「このまま死んでしまうのか・・」と何度も思いました

家族からは見限られ誰も助けにこない

ずっと1人なので身近に支えてくれるパートナーもいない

ただ過去の行いで悪者にされ疎外されました

ベンゾなど薬をのむような人間はもともと人間関係を築くのが苦手で

1人になりがち
家族が支えだったのにそこからも実質見限られ完全孤立

さらに精神科の薬にイジメられ衰亡していく

「これは壮大な陰謀だったのではないか?」と苦しみの中で思いました

薬など飲むものではないのに飲まなければ解決しないと思い込み
精神科に通ったのが運の尽きでした

「断薬したけれど」

しかしそこから断薬することで何とか人生を回復させようと
誓いました

「50代ならまだ生きていくのに多少の時間は残されている
最後まであきらめない」と念じ断薬を決行

さいわい5年間断薬でき料理やその他の家事も人の手を借りる
ことなくできるようになりました

倒れていたころを思うと見違えるようです

何と言っても薬を抜いた頭で物を考えられる

何十年も失っていたまともな感覚

しかし同時にベンゾ服薬中の脱抑制で自分らしくない言動をとり
家族や周りに迷惑をかけたことを思い出します

この反省はとても強く心苦しい限りです

薬でおかしかったことを伝えてもあまり信じてもらえず
相手には言い訳にしか聞こえないようです

失った信用をどう取り戻していくか
断薬後の悩みの大きなひとつです



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴