食事で人生観を変える

食事に向き合い食事を知ることで人生観がかわりました

一人暮らしは長いのですが倒れるまではインスタントやレトルト冷凍食品
 加工肉 魚はさばけなかったので回転寿司かデリバリー 
たまに外食で酒を飲んで帰宅

一日二食は今と同じでしたが手料理をすることが
ほとんどなく加工食品やインスタントが多くかなり乱れた食生活を送っていました 

体重はずっと90㎏~100㎏近くありました

今と全然違います

これは食生活の乱れだけではなくレキソタンなど
ベンゾをのんでいたせいもあるでしょう 

70kg台など若いころの体重
夢のまた夢と
思い込んでいました

それが50歳を過ぎて食生活を正すと
あっさり痩せて70kg台になり
昨年から筋トレを本格化すると66kgになったのですから
いかに食生活と運動が重要かわかりました

食生活と運動の外にもう一つ考えられることは、
ベンゾをやめたことです
今年で断薬5年目になり思ったのですが

  ベンゾをのむと代謝が乱れ脂肪が燃えにくくなる
満腹中枢がおかしくなり過食になってしまいます

また味覚が麻痺し刺激的なものや甘いものが欲しくなる

これはベンゾ以外でも化学調味料を食べた時も起こる味覚異常ですが
ベンゾ単体でもより刺激を求めるようになったのです

つまりベンゾをのむと化学調味料を使った食事が欲しくなり 

化学調味料を食べるとベンゾがほしくなるという悪循環でした

ここからベンゾも化学調味料も私の中では二大悪
人間を依存させ堕落的にする
甘えの物質だと悟りました 

自分で食事の準備をし、料理をつくるという一連の過程を
習慣化するにつれその気づきは確信に変わり
食生活を変えました 

そしてそれは人生観さえも変えたのです

なぜなら食事は単に食べるということだけでなく
準備 買い物 台所掃除 素材の吟味 調理
食後の片づけ 

食事に関する一連の動作の中に美意識を見出し楽しむようになったからです

また食材生産地への思いをはせるようになり環境の大切さも
理解できるようになりました

台所と食卓という極めて限られた空間から過去現在未来の時空への想像力を働かせ

国内外の地理をも想像する

食事という行為を大切にすることで想像力をも鍛えました

食事は体型だけでなく意識も変える

意識を変えれば運命が変わる

運命を操る力は台所に宿るのです



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴