風邪で立ち止まって気づいた休養の大切さ──運動は毎日でなくてもいい」

 


風邪で立ち止まって気づいた「休むこと」の意味


目次

  1. はじめに
  2. 今週の体調不良
  3. 疲労の蓄積と猛暑の影響
  4. 運動は「毎日」ではなく「ほどほどに」
  5. 軽い運動と無理な運動の違い
  6. 活性酸素と「酸素毒」という視点
  7. 頑張りすぎのクセと繰り返す失敗
  8. 違和感を感じ取る力の大切さ
  9. おわりに

1. はじめに

健康のために続けている習慣も、やりすぎると逆に体を壊すことがあります。
今週は体調を崩してしまい、朝散歩も筋トレも休むことになりました。立ち止まったことで「休むこと」の意味をあらためて考えるきっかけとなりました。


2. 今週の体調不良

朝起きても体が重く、食欲がなく、微熱のような熱っぽさに喉の違和感。典型的な風邪の症状でした。
普段であれば朝の散歩や筋トレで体を動かし一日を始めますが、今週はほとんど休むことにしました。


3. 疲労の蓄積と猛暑の影響

振り返れば、この2ヶ月間は毎朝散歩を欠かさず続けていました。
運動そのものは良い習慣ですが、そこに連日の猛暑が重なり、疲労が確実に積み重なっていたのだと思います。体は正直で、どこかで休むように信号を送ってくる。その結果が今回の体調不良だったのかもしれません。


4. 運動は「毎日」ではなく「ほどほどに」

今回の体験で強く思ったのは「運動は必ずしも毎日しなくてもいい」ということです。
筋トレや散歩のように負荷のかかる運動は、週に2〜3回で十分効果があります。体を鍛える以上に大切なのは「続けられるリズム」を作ること。毎日やることを義務にしてしまうと、心身ともに追い詰められてしまいます。


5. 軽い運動と無理な運動の違い

一方で、ストレッチやヨーガといった軽めの体操は毎日でもかまいません。
呼吸を整え、筋肉や関節をやさしくほぐす動きは心身に余計な負担を与えず、リラックスにつながります。大切なのは「運動=負荷をかけること」という思い込みから離れることだと感じます。


6. 活性酸素と「酸素毒」という視点

体を動かすと活性酸素が発生します。適度であれば問題ありませんが、過度に運動を続けると「酸素毒」ともいえる状態になり、疲労が溜まります。
運動が健康に良いといっても、限度を超えると逆効果になる。だからこそ意識的に休みを取り入れることが必要です。


7. 頑張りすぎのクセと繰り返す失敗

私の場合、つい「やらなければ」と頑張りすぎてしまい、体調を崩すまでやめられません。
この5年間、同じような失敗を何度も繰り返してきました。回復を願う気持ちが強いほど「もっと頑張ろう」と思ってしまい、その結果、体を壊して立ち止まることになるのです。


8. 違和感を感じ取る力の大切さ

筋力を強くすることより大切なのは、自分の体の違和感に敏感であること。
「今日は少し疲れている」「喉に違和感がある」といった小さなサインを無視せず、無理をしないよう自分を律することが、健康管理の核心だと思います。

しかしそれは口で言うほど簡単ではありません。焦る気持ちや義務感に押されると、体の声はかき消されてしまいます。だからこそ「感じ取る力」を鍛えることが、最も難しく、そして大切な課題だと感じています。


9. おわりに

今週の風邪は、ただの体調不良ではなく、大切な気づきを与えてくれました。
運動を毎日続けることがゴールではなく、体の声に耳を傾けながら、時には休むことも大切な健康管理。

これからは「無理をしない」「違和感を見逃さない」ことを意識して、ゆるやかに生活を整えていきたいと思います。
休むことは怠けではなく、次の一歩のための準備なのだと、自分に言い聞かせながら。


 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。