ベンゾ常容量離脱  2016年初めの回想

2016年はあまりに苦しみから正月早々の朝に
生まれてはじめて救急車を呼びました

そして搬送先の大学病院で点滴を受けました

少し生き返った感じがしてそのまま同じ病院で内科の診察

医師に胃の痛みを訴えると1月末に胃カメラで精密検査をするということで
予約を入れ薬を処方箋をもらいました

薬を薬局で買いついでだから近くの食堂で食事をとりました

点滴のおかげで空腹感が少し戻っていたのでここぞとばかりに
うどんやセルフサービスの天ぷらを食べました

しかしその店の店員から不審者扱いされ遠巻きに冷たい視線を
向けられたのが辛かったです

顔の頬がこけていたので無銭飲食目的の浮浪者かなにかと間違われたに
違いありません

それだけ体も顔も貧相になっていたのです

食事を終え会計をすましそのままタクシーで帰宅

また孤独な闘病生活です

処方してもらったメジャー系の抗精神病薬を精神薬とは知らずに
数日分のみその時は胃の痛みが和らぎ食欲が少しばかり回復しました

しかし薬を飲み切るとまた同じ胃痛と筋肉減少、皮膚異常に悩み寝込むことになりました

「月末 胃カメラ3回目」

1月末になり胃カメラ検査をする日になりました
今度は自転車で病院に向かい検査

同意書にサインさせられ2015年から通算3回目の胃カメラ検査をやりました

すぐに結果がわかり医師から言われた言葉は「胃に異常無し」

さらに「たぶん精神的なものだからドグマチールを処方しますがどうでしょうか?」と
と尋ねられました

「ベンゾ系の薬の離脱が出ていると思うので精神科薬は飲みたくないです」
そう言ってドグマチールを断ると医師に困った顔をされました

ベンゾの薬害のことを説明してもダメだと思いそれ以上医師に何も言わないように
しました

次回大腸カメラをやって大腸の検査もやってみると言われたので
それで同意

とにかくいろいろ検査をやってくれるのがありがたく思え
また帰宅しました

不調はずっと続いており
2016年も辛い一年になるのを予感しました

薬で一時的に良くなった感じがしたもののやはり症状が治ったわけではなく
また同じように胃痛と筋肉減少、硬直、皮膚異常に悩みました



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。