今年の展望 レキソタン5mg前後でステイ

2019年3月現在レキソタン5mgでステイ

2019年現在、何とか生きています。大胆なベンゾ減薬を始めたのが2015年。
セルシン、レキソタンの混合処方、同時服用という精神科医の過剰処方から大幅減薬。

主治医の指示の下減薬を始めました。

約1年でセルシン断薬。レキソタン5mgまで減らせました。

あれから4年。今でも残りのレキソタン5mgのままでステイ状態です。

いきなり一気断薬したり再服用の繰り返し。

いわゆるキンドリングで10mg(5mg×2)まで増えることがあります。

今は夕方6時ごろに5mg錠一回で済んでいます。

耐性がついてきたためかあまり効きません。

残りをやめたいところですが、完全断薬は長くて9カ月、だいたい2~3か月で再服用するというパターンです。

筋肉の緊張、コワバリと極度な不安という精神症状で再服用します。

筋肉はこの4年で減りました。「萎縮」しています。体重は増え腹だけ出たまるで栄養失調のような状態です。

家事ができるレベルまで気力を取り戻せました。これは福祉ヘルパーのお蔭です。

ここまでくればレキソタン5mgを完全断薬することなど容易いはず。それが筋肉減少と筋肉のコワバリ、
極度な不安でそれができません。

現実を考えると、レキソタンを容認し(耐性がついていても)このままベンゾとともに生きる」という決断が
良いのかもしれません。

いまさら抗うつ剤や他のベンゾに変薬、増薬したくありません。

筋肉症状=背中のコワバリ、硬直さえなければ、断薬など簡単なはず。

しかしベンゾは筋弛緩作用の反跳作用で耐性がついたり、断薬すると、異常な筋硬直、コワバリをもたらします。

実はこの筋肉症状は2000年にレキソタンを服用したころから出ていました。

それを原疾患ととらえさらにレキソタン5mgをラムネのように放り込み、さらに2007年には精神科医の誘導で、セルシン
まで追加増量し、まさにベンゾ漬けになっていたのですからどうしようもありません。

最大量のんでいる間、確かにコリはほぐれていました。しかし頭はフワフワ、自分が自分でないような感覚。
現実感の喪失、易怒といった症状がありました。簡単に言えば人格が変わっていたのです。

今から考えると恐ろしいベンゾの量を服用していたのです。

判断力は低下、思考力も低下し、ただ生産性の低い仕事を休みなく続けていました。

まるで薬漬けにされた人が単純作業で搾取されているような状態ででした。

30代を薬漬けにされて失いました。
2015年、40代前半からベンゾの大幅減薬。セルシン断薬に成功したものの、

筋肉は萎縮、減少し日々の生活に支障があります。精神症状はグルグル思考が少し残っています。

同じことを繰り返す。新しいアイデアで新しい記事を書くという精神作業が困難です。

福祉ヘルパーさんには向精神薬を断薬する意向を伝えています。断薬に伴う困難も伝えています。

どこまで理解され続くかわかりません。

看護師には全く期待していません。むしろストレスです。障害年金の装置としての訪問看護師ですが、
もういいでしょう。ストレスになるだけです。

断薬に福祉を期待していましたが、逆にクスリが増えたり、断薬に関してはあまり有効ではありませんでした。

ただ2019年3月現在、こうして気丈に生きているのはヘルパーさんの存在のお蔭です。

断薬は一人ではできません。絶対に周りにサポートする人間が必要です。

家族が崩壊していれば福祉に頼るしかありません。さまざまな問題を抱えている福祉ですが、

向精神薬でボロボロになった心身を立て直すには人の力、気の力が必要になるのです。

ようやく3月を迎えました。福祉は新しい人間関係でのスタートです。

気温の変化、人間関係の変化。向精神薬被害者には適応できるか不安に駆られる時期です。

念のためレキソタン5mg錠を服用しながら、暖かい春を迎え、漸減、そして断薬できる一年になればと
考えています。

障害年金の更新もあり、何かと不安な一年になりそうです。

断薬を考えながらも無理な断薬はしない。むしろレキソタンはストックして適時増減するくらいの
精神的余裕を持ってベンゾと付き合っていくのが現実的なようです。

もう少し若くて服用時期が短ければレキソタンくらい簡単に抜けたはずですが、
19年の服用。そして筋肉減少と萎縮。

あまりにも遅すぎました。

それでも前を向くしかないようです。

レキソタンはいざという時にすがる安定剤。鎮静効果にすがる存在。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴