障害年金受給決定

障害年金2級の受給が決まりました

障害年金、正確には、障害基礎年金を受給することになりました。

孤独で貧乏な闘病生活で経済的不安を少しでも緩和するために、制度を利用しました。
申請は昨年12月22日です。3月9日、障害年金の年金決定通知書を郵送で受け取りました。

準備に半年以上かかりました。

まず、自分が障害年金に該当するかです。私は厚生年金に入っていた時期がありましたが、
「初診日」要件で厚生年金では請求できず、国民年金=障害年金で申請することになりました。

ところが、ここでも初診日要件がうまくいかず、医師に懇願して初診日要件に該当するように
お願いしました。これは違法ではなく、カルテにしっかり受診記録が残っているのです。

医師はベンゾをのんだ期間でなければ、診察とは認めない立場で大変でした。

社会保険労務士に相談して勇気をもらい、再度交渉に一か月かかり、昨年末書類が整い
申請、そして審査に通過。2級に該当し受給の運びとなりました。

国民年金では、2級からが年金の支給になりません。

ですのでなるべく客観的に重症を認めてもらうために
、ヘルパーと訪問看護に来てもらっている旨の記載
を精神科医にお願しました。
それでも私への誹謗中傷の記載のある診断書でとても残念に思いました。

精神科医に言わされば「客観的な事実」と言い張りました。それなら
「精神薬害の記述も載せるべき」と内心反発しましたが、

目的は年、年金受給でしたので、そこは抑えるようにしました。

本当に誇りを全て奪う精神薬です。健康、食生活、経済、外見、あらゆる
肉体的束縛、社会的束縛とともに
人間の尊厳を全て奪う物質だと痛感しました。

今の私は、こうした「理不尽」と闘いながらの再生です。

あらゆる財産、知恵、社会制度の総動員です。それが精神科医の利権であろうと、
私は福祉を受給します。

そうして生活を立て直さねばならないのです。

あとは時間と自己治癒力がどこまで働くかです。

お金の面で障害年金はとても助けになります。私の場合、年77万円くらいになります。

国民年金の支払い免除ですから実質100万円の経済利益を感じています。

「疾病利得」でしょう。そう言われても、仕方ありせん。

病気での年金受給が不本意であってもお金は経済土台ですので、
これを固めなければ、
自由な発想が制約されます。

家族への面目もあります。
いろいろ葛藤しましたが、今は、お金をもらっておくことが
自由のために大切だと判断しました。

そのための制度です。本当は医師に請求してもいいくらいです。

さまざまな理不尽と葛藤の中での障害年金受給です。

2級の審査は通りにくい、特に私の居住自治体はとても厳しいところです。
その中での受給はある意味幸運です。
薬害の中の幸運です。

少しでも症状を緩和させ自由を得ること。これが私の課題です。

結果が出ました。

一つ大きな前進といって言いでしょう。

あとはどこまで自己治癒力が働くかです。

とても辛いですが、ここからは「信念」が重要になります。

障害基礎年金では国民年金の法定免除になります。
私は既に一般免除を受けていますが参考までに記載しておきます。

肉体的、経済的土台こそ自由に必要なのに、
この二つの束縛する精神薬。

二重三重の束縛をもたらすきわめて不健全だと思います。
医療信仰に大きな罠があります。

このコラムが同病薬害者の一助となれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点