レキソタンで様子を見守ります

腰痛です。連日の無理な掃除洗濯などの家事や事務作業で腰を痛めました。
もちろん筋肉減少による弱体のせいでもあります。

筋肉減少はなぜ起きるのか?ベンゾのせいだと思いながらも、ここ数日のレキソタン再服用で
胃が楽になると動きやすくなると、「どうも胃の調子で体調が左右され運動量が違ってくる。
もとろん食事量も正常化してくる」と確信するようになりました。

レキソタンにまた依存です。断薬を志したもののあまりに長期にわたる胃の不快感と背中の強張り突っ張り
皮膚薄化は言い表せないような地獄の苦痛を与え続け、日がな一日病床に伏せることが多いと精神まで落ちぶれ
退廃し完全に朽ち果てる予感がしました。

ベンゾ、レキソタンが弱い毒だと分かりつつも、それが効いて楽になるのなら、飲んでもいいと思い始めています。

地獄の苦しみをこれ以上長期慢性化させると「ストレス」で体がもっと壊れてしまいます。

毒でもQOLが少しでも高まって楽に過ごせる日が多いのなら、ベンゾジアゼピン・レキソタンも私にとって良薬です。
しかし依存・耐性が怖いので、こればかりは気をつけ、一日の大半を楽に過ごせれば、
一錠減らすなど柔軟な対応をとるようにしています。

今日は朝のレキソタン一錠で21時まで過ごせています。

医師からは一日3回分(5mg×3)を処方してもらっていますが、多くても2錠。今日のように一錠という日もあります。

要は胃の調子が良かればそれほどベンゾを必要としないことがわかりました。
筋肉減少は胃の調子をベンゾで楽になったところを家の中の軽い作業や外出で少しずつ鍛えていけば
僅かながらでも筋肉は回復すると思います。

「ベンゾで楽」
本当は「麻痺」しているだけかもしれません。本来感じなければならない「痛み」を麻痺させているかもしれません。
体の異変を察知せずにいるのなら、これは別の意味で怖いところですが、

QOLの低下による抑うつも怖いところでバランスの取り方が本当に難しいです。

ベンゾの麻痺するという副作用でもう一つ怖いのは、「脱抑制」です。

これは精神面での副作用でやたら気が大きくなったり(飲んでいる間の自覚していた記憶有り)
易怒、怒りやすさです。

ベンゾは何疑問もなく飲んでいた頃は、起こりやすく、独善的なトラブルメーカーでした。

これはもちろん私の性格や環境にも原因があります。

しかし明らかに薬物による作用と自覚していた面があり、ベンゾの副作用や離脱の体験談で語られていることは
真理だと思います。

こうした副作用の中を抱えながら、また原疾患を抱えながら、即ち「爆弾」を抱えながらベンゾジアゼピンでQOLをはからなければ
なりません。
それが果たして本当の意味でのQOLかわかりません。
ただこれまでのような「抑うつ」からは解放されます。

それを「麻薬でラリッている」といわれる方もいますが、今は仕方ないのです。
目先のことにとらわれているのではありません。この3年のQOLの極端な低下=抑うつと筋肉減少、
そして何より「胃の調子」の正常化です。

空腹感も満腹感もない状態でやたら食事量が多すぎました。それも身につかないから太らない、中枢神経の故障かと思うほどでしたが、
レキソタン再服用で食事は適量で味覚も取り戻しました。

もちろんこれには牡蠣のパワーも作用していると思います。

ベンゾの薬効と栄養療法、軽い運動や作業。

こうしたことの積み重ねで少しずつ楽に過ごせる日が多くなれば人生の意義も出てくると思います。

福祉ヘルパーさんの励ましもあります。ネットでの励ましもあり難いです。

これまでやたら争い、多くの方がたとりわけ親には迷惑をかけました。

反省するところ大です。

ただ私の生きた昭和から平成初期、20世紀は激動の時代で今の若い人達には想像もできないほど、強烈で個性的な人が
幅を利かせていました。

私など「普通」な方です

私がよく戦前回帰の趣向を持つのは、祖父たちが人間的で優しかったこと、自制心の強い人達だったことが
影響しています。

昭和40年代くらいから日本の美風が失われ自然が破壊されていく様子をリアルタイムで見てきました。

こうしたこと私の歴史観やベンゾに走る下地が出来たのかもしれません。

それはともかく、今はレキソタンが効いているようです。
経済環境の少しばかりの改善、春の暖かさも影響しているでしょう。

今年は去年と違って「活動的」です

薄くなった筋肉と皮膚の再生を信じながら、各種療法をとり入れていきたいです。

ベンゾのせいではなく、あったとしても「少し」だとして、本当は「急激で継続的なストレス」
が原因かもしれません。

今後の経緯を引き続き見守っていきたいです。

ただ「背中の強張り、突っ張り」慢性疼痛に近い症状だけは、薬害だと思っています。
この不調とは付き合っていくしかありません。

 

「本当の回復はあるのか?」レキソタンを服用しながら見守っていきたいです

少なくともこれまでよりは楽に過ごせるでしょう。

QOLの改善をどこまではかることができるかです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点