デトックスと良質な油脂補充

ベンゾジアゼピン向精神薬の減断薬において重要になるのは、
ベンゾ毒をいかに体内から排出し、代わりに良質な栄養を体内に取り入れることです。

ベンゾの排毒解毒には低温サウナが良いとされていますが、一般家庭で備え付けるのは難しく、
運動や入浴による発汗で体内にたまったベンゾ毒を排出します。

ベンゾは脂溶性で脂肪に溶け込みます。脂肪の一番の塊は脳でベンゾ漬けになるということは
脳という油脂の塊がベンゾに浸透された状態を意味し、ベンゾの減断薬は文字通り、
油の交換ですが、「麻薬」を抜くのと同じくらいの激しい禁断離脱症状を伴います。

ですから目先の楽を求めるためにベンゾジアゼピン系の抗不安薬や睡眠薬に頼ることは、
精神と肉体にとても有害なことです。ですのでこれを抜き去り、代わりに良質な栄養素や油を
体内に取り入れることが必要になります。

ベンゾの解毒、デトックスは漸減しながら行います。決して急に抜いてはなりません。

耐性がついて、頓服的に飲んだり飲まなかったりする特別なケースを除いて、
ベンゾなどの向精神薬の減断薬は漸減が基本になります。

もし周りに理解者と協力者がいて正しい栄養学を実践できる人のサポートを受けられるなら、
ほぼ一気断薬でも構いませんが、現実は、ベンゾは麻薬類似物質ですので、
ベンゾを抜くといいう行為は激しい苦痛を伴う修行を意味します。

離脱禁断症状はどこにどう出るかわからず、長期的戦略を見据えて実行しなければなりません。

「油について」

栄養療法の一環として調理をする時に「サラダ油」は危険です。加熱すると酸化し、
体内では毒といしての働きしかしません。
これではせっかくベンゾを減断薬してデトックスをしても、別の毒を体内に取り入れることを意味します。
ここで普段使っている「油」を見直すことがベンゾ減断薬において重要になります。

良い油として亜麻仁油、オリーブ油、えごま油などが挙げられますが、これらは熱に弱く、

炒め物や焼き物の料理には不向きです。そこでバターを使った野菜炒めをお勧めします。
バターも乳製品でその品質には、気をつけなければなりませんが、
コープ・バターは厳選された品質で、野菜炒めなどに使える油です。

バター独特のうまみもありますので、牡蠣を調理する時にも適しています。

牡蠣のバター炒め。牡蠣をモヤシや玉ねぎと一緒に炒めれば牡蠣の栄養素とバターのうまみが調和して
おいしくしかも栄養価が高くて、酸化毒がないというベンゾ減断薬に適した料理です。

簡単に調理できるのでぜひとり入れてみてください。

「動物性食品を忌避しない」

健康法、デトックスというとマクロビにみられるような肉食忌避、菜食が想起されますが、
これは危険です。人類は肉や野菜、穀物を雑食して暮らしてきました。

現代のようなサラダ油や小麦粉なしに動物性タンパク質を補充し、癌や高血圧、脳梗塞、認知症にならずに過ごせてきました。

豊かと言われる現代で、昔なかった癌や高血圧、脳梗塞、認知症が増えたのは戦後高度成長時代に乱れた
食生活の乱れ、インスタント化、食品添加物が蔓延したからにほかなりません。

これは穀物メジャーと呼ばれる海外の資本が日本文化を破壊し、食生活までも支配するという

世界戦略の中でなされてきた一面でもあります。

戦後日本は教育、思想だけでなく、日本の食料、食文化までこれま
で日本人が培ってきた知恵を破壊され、
代わりに毒の多い有害な思想や食品で日本は汚染されています。

向精神薬はその最高峰の汚染物質、毒と言っていいでしょう。

このような向精神薬を健康、治療目的で飲まされ、中毒に陥り離脱禁断症状に苦しむ人が増えています。

私もその一人ですが、間違った食生活に過度のストレス、仕事、さらに向精神薬という

見事に食品、医療業界の戦略に乗せられ体を壊しました。

向精神薬をのまず、添加物まみれのコンビニ食を食べず、厳選された調味料と食材で
良質な栄養を摂る。

インターネットがある今の時代、検索すれば良い食材購入ルートが見つかります。

ベンゾジアゼピンの減断薬によるデトックスをすすめながらも、

体内に入れる栄養素に注意し、人間が本来持っている「自然の強さ」を取り戻してください。

肉魚、野菜、そして油に注意し料理を工夫する。これだけで精神状態が良い方向に変わってくるはずです。

日々の食生活の見直しをぜひともしてください。

「健康は手段」

とはいえ、あまりにデトックスや毒に敏感になり、唐揚げや天ぷらを食べないというのは不健康です。
健康は手段であり、目的ではありません。

人生全般を楽しむのが目的ですから、唐揚げや天ぷらといったあまり良くない油食品を楽しむ柔軟性も
持ち合わせるべきです。

ただ重要なのは、そういう中でも「油」の知識を持ち、本来の油を意識し続けることです。

人間は怠惰な方向にながれるのでこうした知識や意識が蔑ろになってくると、
コンビニの食品添加物まみれの食事や冷凍唐揚げなどお手軽食材に拍車がかかり、

健康を損なう原因になります。

ベンゾジアゼピン減断薬=デトックスと食事療法(栄養療法)は車輪の両軸です。

私にベンゾ減薬当初に上記栄養療法や油に関する知識があれば、ここまで酷い後遺症に陥らずに済んだと思います。

このページを読んでいる読者の方は幸運です。私の失敗から学ぶことができるのですから。

1)ベンゾは漸減、2)良い油での料理をとる。3)福祉を活用して社会的孤立を避ける。

これらを減薬当初から準備計画してベンゾ減断薬に取り組んでください。ベンゾジアゼピンの
成功率はかなり高くなります。

同時に精神医療の本質は優生学であり、優生学は人種差別の基礎理論という視点を持ちんぜ戦後日本がターゲットにされ
食料や医療で汚染されたのか?日本人がモルモットにされているのか?ということを

歴史から学ぶようにしてください。

ウソと毒にまみれた現代社会では難しいことかもしれませんが、真理は案外シンプルです。

あらゆる手段をつかって社会毒から身を守り、デトックスしましょう。

もうこれ以上食品製薬医療メーカーのプロパガンダ、宣伝に乗せられるのはやめましょう。

向精神薬は少しでも減らせばそれだけ元の健康体に戻ることを意味します。

機能が低下し、弱っているかもしれませんが、それが本来の自分の姿を心得て
日々を過ごしたいものです

「良質な油」

和食は「煮る」、「蒸す」、「和える」が中心の油を使わず加熱して食べる食事です。
日本人にもっとも理に適っており、味噌汁や和え物、酢の物は昔懐かしい料理です。

tころが最近はこのような料理を食べることが難しくなっています。

原因は食の欧米化とそれに伴う家庭の変質にあります。
古き良き日本の食生活を取り戻すことも重要です。

仮に良質な和食中心の食生活に回帰したとしても、
油を使った料理はベンゾジアゼピン離脱、後遺症にとって大切な要素です。

というのもベンゾジアゼピンは「脂溶性」で脂肪に溶け込む油」です。

デトックスした代わりに新しい良質な油と入れ替える必要があります。

加熱料理にはオリーブ油や亜麻仁油は適していません。それゆえ加熱料理が和食ばかりでは、
動物性タンパク、脂質が
不足し、パワーダウンにつながります。

そこで良質な発行乳製品であるバターや良質なラードを入手し、
これと良質な「塩」を使って肉や魚を加熱調理するとよいでしょう。

亜麻仁油やオリーブ油はドレッシングとして使う程度でいいのです。
本来は、「生」で食べるものですので、

加熱調理には向いていないのです。

加熱するために高い亜麻仁油やオリーブ油を使うことなく身近にある良質なバターやラードを使って
肉魚を調理するのが現実的で美味しく、経済的です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点