冬の回復を静かに受け止める日々 ――断薬6年目、体の歪みがほどけてきた実感

 


冬の回復を静かに味わう日々

――歪みがほどけ、心が落ち着くまで

目次

  1. 12月の寒さと、体調の変化
  2. 胃の調子が教えてくれる回復の兆し
  3. 体の歪みが戻っていく感覚
  4. 朝に残る背中の強張り
  5. 年末を前に思うこと
  6. 断薬という最大の節目

1. 12月の寒さと、体調の変化

12月に入り、寒さはいよいよ本格的になってきました。朝晩の冷え込みは厳しく、暖房なしでは過ごせない日が増えています。それでも今週は、比較的体調が安定しており、特に胃が楽だと感じる日が多くありました。ここ数日は、自然と食欲も戻りつつあり、久しぶりに「お腹が空く」という感覚を穏やかに受け止めています。

寒さが増すと体はどうしても緊張しがちですが、今のところ内臓の不快感が前面に出てこないことが、精神的にも大きな支えになっています。体調が少しでも安定すると、気持ちにも余裕が生まれるものだと、あらためて実感しています。

2. 胃の調子が教えてくれる回復の兆し

胃の調子というのは、私にとって心身の状態を映す鏡のような存在です。少し無理をするとすぐに重さや違和感として現れ、逆に体と心が噛み合ってくると、静かに落ち着いてくれます。

ここ数日は、その胃が比較的おとなしくしてくれています。これは決して劇的な回復ではありませんが、確実に「悪くない方向」に進んでいるという感触があります。食べられる量も、以前より自然な形に近づいてきました。食事を義務や対処としてではなく、生活の一部として受け取れる感覚が戻りつつあります。

3. 体の歪みが戻っていく感覚

体の歪みについても、ここにきて一段と改善してきました。長い間、左にねじ曲がるような感覚が常にあり、立っていても座っていても、どこか不自然さが抜けませんでした。しかし最近は、体が本来あるべき位置に、少しずつ戻っていくような感覚があります。

鏡を見たときの姿勢だけでなく、歩くときの重心や、呼吸の通り方が以前とは違います。「まっすぐに立てている」という感覚は、身体的な安心感だけでなく、心の安定にも直結しているように思います。

4. 朝に残る背中の強張り

一方で、まだ完全に解放されたわけではありません。特に背中の中央部の筋硬直は、朝目覚めたときに強く感じます。起床直後は、背中に板が入っているかのような重さがあり、体を起こすまでに少し時間が必要です。

冬の寒さが筋肉の緊張に影響していることは、間違いないでしょう。寒さに慣れてきたとはいえ、体は正直です。無理に動かそうとせず、ゆっくりと時間をかけて体を目覚めさせることを、今は大切にしています。

5. 年末を前に思うこと

もうすぐ年末年始です。今年を振り返ると、やはり「闘病の一年」だったと言わざるを得ません。ただ、その中でも体の歪みや筋硬直から解放されつつある兆しが見えてきたことは、何よりの希望です。

焦らず、過去に過度にとらわれず、今できることを少しずつ積み重ねる。その姿勢を忘れず、心穏やかに年末を迎えたいと思っています。大きな目標よりも、今日一日を無事に終えること。それで十分だと、今は思えます。

6. 断薬という最大の節目

そして、何よりも忘れてはならないのが、断薬できたという事実です。麻薬並みに依存性の強いとされるベンゾ系薬剤を抜くことが、どれほど大変な道のりだったか。その重みは、時間が経つほどに実感として深まっていきます。

当時はただ必死でしたが、今振り返れば、人生の中でも最大級の試練だったと言えるでしょう。この事実をしっかりと噛み締め、自分自身を否定せず、心の安定を保つ支えにしていきたいと思います。

派手な回復ではありませんが、静かで確かな前進があります。その歩みを信じながら、これからも淡々と日々を重ねていきたいです。

 

 

 



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。