ベンゾ常容量離脱 2016年夏の回想2  無理な減断薬より再服用 (年数訂正版

2105年に激やせし胃痛と食欲不振、皮膚異常で倒れました
それから一年たった2016年も治らず毎日痛みと震えの中で寝込んでいました

たまに気力をふりしぼって病院巡りをする以外の外出は無かったです

数週間から数ヵ月の苦痛ならまだしも年単位で苦しみが続くと「もうダメなのか?」と
何度も思いました

異常の原因は「ベンゾの離脱なのか?」それとも「ストレス、栄養失調など他の原因なのか?」
まったくわかりませんでした

「通常のうつ病かもしれない?」とも疑いました

「実は胃が悪いので胃薬で解決するかもしれない」という見通しは甘く
どの消化器内科に行っても胃の異常はなく精神病扱いでした

この苦しい時にベンゾ離脱のブログを読み励まされました
「下山日記」
というブログです

ただ「著者の方は他界された」と他のベンゾ被害者の方から知らされたこともあり
自分の症状はもう手遅れで「死を待つしかないのか?」と何度も悲観しました

リンク先のブログ主様と同じように急激に痩せて保水機能が劣化そして
それが止まらなかったからです

「下山日記」ブログ主様と年齢も近かったので他人事とは思えませんでした

全身の痩せ、胃痛、皮膚の保水機能の劣化が止まらない・・
とにかくベンゾで脳神経が変性し不可逆だとされていたので恐怖を覚えました

ネットではベンゾや向精神薬の危険情報ばかり入ってきてそれもかなり精神を追い詰めました
今から思えば苦しい時はレキソタンなりセルシンを再服用しておけば良かったです

身体の異常が出たところでやみくもに原因探しをするのではなく薬を飲み
よく食べるようにしていればまだマシだったかもしれません

ベンゾは確かに飲むものではないし危険な物質ですが一旦飲んでしまったのなら
無理な減断薬で自分の心身を追い詰めるよりあっさりと再服用したほうが
体の負担が少なくなります

一気に抜ける体力があるならまだしも全身の痩せがひどい時など衰弱した状態
での減断薬は苦しいだけで解決につながりません

情報収集は大切ですが自分の体に無理のないように気をつけてください



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴