薬でウツ病を治そうなんて考えてはいけません。薬を飲んでも、ウツは治らないし、ますます悪化します。そもそも「ウツ病」という概念自体怪しいのです。ウツ状態はありますがそれが病気かどうかというのはまた別の事です。
それに「ウツ状態が悪いのか?」と言えばそんなに悪いことではなく深く考え悩むことで人間は成長します。いつも元気で明るい人なんてどこかおかしいと思いませんか?いわゆる躁状態が続けばただの軽薄で浅はかな人です。ウツ状態は自然なことなのです。
思えばレキソタンの効能書きにある「うつ症状の緩和」というのを妄信したのが間違いでした。今から考えると、そんなもの誰でもあるし、薬で気分を調整しようという発想自体がおかしいのだと気づきました。自分の中に「精神医学」を信じる愚かさがあったのです。こんものたかだか100年程度の歴史しかありません。
人間の精神や心を深く研究した仏教やヨガといった東洋思想、哲学のほうが心や精神を分析する上では歴史が深く上なのです。精神医学のように科学を装い薬で人間の精神をコントロールしようなどというのはとてもおこがましいことなのです。薬の副作用や離脱だけにとらわれるのではなく、精神医学への批判こそが断薬への第一歩だと思いました。
医者や薬を信じる人があまりにも多いので向精神薬の害に引っかかるのです。医者も薬も何も進歩していません。医者の多くはただの薬売りで精神薬にいたっては麻薬です。合法麻薬で手術前の麻酔やガンなど重病の疼痛緩和に一時的または特別な時に使われるもので日常生活のウツ状態やそう状態といった気分を調整するためにはないのです。一時的に効いたように思えても実は麻薬作用で脳内麻薬を人工的に増やしたり減らしたりするので自然の脳内麻薬が枯渇するのも早く、後悔だけが残ります。そしてウツ状態も悪化します。
浅はかな似非科学の精神医学はこれを本人の性格が原因としてさらなる薬を追加してきます。ここで気づけばまだマシなのですが、ほとんどの人はどんどん深みにはまります。まるでサラ金、消費者金融で借金が膨らんだ状態。借金ならまだ自己破産すれば逃れられますが、精神薬の場合はそういうわけにはいかず心も体も蝕まれていきます。自己破産の効かないヤミ金みたいなものでしょう。金は借りない、精神薬ものまないことが一番なのです。
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