レキソタンは1錠で済んでいます

まだベンゾ断薬できていません。残りの一錠がレキソタン5mg錠。
2017年からレキソタン5mg~10mg、多い時で15mgを再服用。その状態から断薬の繰り返し
です。

現在レキソタン5mgを夕方に一錠だけのんでいます。

今の状態は全身の筋肉が薄くなったものの、意識や髪質は回復傾向にあります。
声も太くなりました。体重も増えました。
精神状態もかなり回復しています。2年前の抑うつ状態、認知症状態のことを考えると
精神面は改善されました。

レキソタン5mgでステイ状態が一番自分に合っているようです。

何度も「漸減」を言われながら、一気断薬をしては急な増量をしたり、
極端から極端に走り過ぎています。

レキソタン5mgは耐性がついているとはいえ、19年ものんでいるので、脳がベンゾの供給なしでは、
バランスを保てない状態です。

このような状態で残りのレキソタン5mgを一気断薬するのは、物理的には簡単でも、
化学的には難しいです。

こうした経緯を考えると、ベンゾは麻薬です。

筋肉の減少と筋肉のコワバリ(背中、首)とても辛いです。

ベンゾをのんだきっかけは肩こり。

精神科での主訴が肩こりなので、ベンゾの副作用を知るまで
背中や首肩のコワバリは、原疾患だとずっと思い込んでいました。

しかし今ようやく「コワバリはレキソタンやセルシンといったベンゾ系向精神薬の副作用(作用)だった」
と減薬4年目でわかりました。

それまでベンゾの副作用を原疾患と勘違いし、それをベンゾをのんで鎮める。

本末転倒なことをしていました。依存性があるのでよりベンゾに依存。最大一日30mgの時期もありました。

今は5mgと大幅に削減しましたが、1日30mg服用の頃を思うと、

言動は支離滅裂、思考、判断利力は極端に低下していました。

2015年に大幅な減薬をして胃がひっくり返るような離脱(禁断)症状。そして筋肉萎縮という後遺症が出て

一時は死を覚悟したほどです。

家事もほとんどできなくなり、汚部屋化。福祉ヘルパーの介入でようやく通常の意識レベルまで回復したといえます。

肉体面も髪が黒くなったと訪問理容師によく言われるようになりました。

地道な栄養療法と減薬が功を奏したようです。

残念ながら胸回りや腰回り、胴回り、臀部、ヒジヒザ周りの筋肉は落ちたままです。

暇を見つけてはスクワットをやって筋力の回復に努めています。最近で歩くことも多くなり、
歩くことで全身の筋肉を鍛えるようにしています。

ただ腹部、横隔膜の回りの薄さは何とも言えません。

胃痛は減ったとはいえ、まだ胃の違和感や食欲不振、皆無の時があります。
腹筋の低下、横隔膜の力の低下は鍛えようがなく、ただ自然治癒に任せています。

その他、皮膚が脆くなっています。

皮膚の脆弱は相変わらずで毎年冬場になると入浴とシャワーの回数が多くなります。

月の水道代5千円(2か月で1万円)ガス代1万円以上と通常の倍以上の水道光熱費がかかっています。

今年もそうでした。

やはりベンゾの離脱(禁断)症状と後遺症で薄くなった筋膜と脆くなった皮膚では保温、保水能力が劣化し
乾燥する冬場は特に辛く入浴シャワーが多くなるのです。

肉体の劣化と経費の増大。悪い時に悪いことが重なっています。

しかし今年はかなり髪質や声の質が改善されました。回復傾向にあるといってもいいのです。

まだレキソタン5mgが残っているので、断薬したわけではありません。断薬してもそこから先を考えると長い道のりです。

筋萎縮が脳神経によるものなら、しばらくレキソタン5mgでステイを保つのが現実的と判断しています。

体力がもう少し回復するまで断薬は考えずに服薬していきたいです。

もうすぐ4月。気温も上がります。冬を越しました。体力的には何とか生き延びていけそうです。

もしかしたら途中でレキソタンを増量するかもしれません。断薬が望ましいのですが、過去の失敗の教訓から
あまり無理をせずに肉体の回復をはかっていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復