病気の回復期は焦らずいつも通りにすごすことが大切

本格的に涼しくなって秋らしくなってきたためか
体の筋硬直がいつもより和らぎ
左の首、肩、そして今日は鎖骨まわりも楽にほぐれてきました

あと少しです
だいたい症状が良くなるのはある夏が過ぎて10月ごろの秋なんです

同時に悪化するのも秋
といっても通常の悪化という意味ではなく
ここでうまく乗り切れば治りきるのに焦って下手に動いて悪化するということです

秋は季節的に感傷的になりますからどうしても内省的になります
そこに体の苦痛から解放されると身は楽になるのに
心がさまよい始めます

「これまでできなかったことを取り返そう」と焦り始めるのです

それがかえって悪いことにつながります
過去に何度も失敗してきました

ここで下手に動かずじっとしていることが大切

「不安や焦りは季節限定の一時のもの
必ず落ち着くからとにかく下手に動かない」

本格的な体の治癒の前に自分に言い聞かせます

周りから不評を買ってもいいから余計なことにはかかわらない
ことを徹底する

病気からの回復期だけではなく人生のあらゆるシーンに当てはまる真理です


「経験則」

とはいえ、今はもう50歳を過ぎてこれまでたくさんの失敗を経験してきましから
あらかじめ自分にとってもマイナスなことを予想しそれに備えることができます

そもそも焦ろうにもこの年齢では人生の先が見えていますから若い頃ほど
焦って失敗するということはあまりないようです
なのであまり神経質に考えずにいつも通りにすごすことがベストなんでしょう

この点、年をとって良かった点です

いつも自分の年齢と喪失感に嘆いていましたが
これ以上の失敗を重ねないだけの知恵は身についています

いわゆる「老獪(ろうかい)さ」です

力を入れるポイント、弱めるポイント

反応するとき、しない時などかなりパターン化して対処できますからね

生きていく上で最低限の処世術は身についた感じです

こうした経験則と適用しつついつも通りの生活を続ければ体の不調から
完全に解放され心穏やかに過ごせる日が来るでしょう



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。