お盆の合理性

お盆に突入しました
食生活をどうするか迷いましたが今日は不殺生の戒律を守ることができました

SNS上ではお盆に関係無く肉や卵を食べている方が多いので
嫌な感じに受け止められないか不安でしたが悪くとられず良かったです

献立にも迷いました
鶏肉、卵、魚介類が冷蔵庫にストックされているものの
お盆が終わるまで手を付けることができません

お米と大豆食品  野菜料理 漬物梅干
これらをうまくやりくりしてメニューを作る

お盆明けの17日までできるのか今から不安です

それにしても穀物と野菜だけの食事が意外とおいしく
食後も胃のもたれが少なく楽でした

食事内容があまりにストイックになるので不安でしたが
動物性の無い食事は新鮮でおいしかったです

魂が清められるといった感じでしょうか

ずっとこんな食事では栄養不良をおこして体を壊しそうですが
お盆という時期は特別にいつもと違う食事で
非日常を経験できます

先祖の霊を迎える宗教的な意味合いだけでなく
普段、当たり前と思っている肉卵魚から貴重な命
を頂いているという感謝の気持ちも出てきました

「お盆の時期には科学的意味があるのか」

お盆には宗教的な意味合いというより
何か合理的 科学的意味があるのではないでしょうか

お盆の戒律の一つに「水の近くに行かない」というのがあります
これは台風の季節になると海や川は水量が増したり波が高くなるので
人が近づくと危険になるので近寄らせないという合理性があります

同じように精進料理にも何か合理的な意味があるように思えます

お盆の時期は8月、旧暦では7月ごろですが
ちょうど1年の真ん中  人間の疲れが出てくる時期

食料の生産活動においても何らかの停滞が生じ事故が起こりやすくなります
漁師さんが海や川での漁を休むことでそうした事故を減らせます

つまりお盆の時期に先祖の霊を迎えるということで強制的に休みをとらせ
さまざなな災難を減らす社会的配慮に思えます

また一年の真ん中で内省的になることで残り半年を有意義に
させるという意味も含まれている感じです

昔からの伝統や伝習には必ず何か別の意味が隠されているように
思えました



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50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴