立冬 

立冬。急に冷え込み真冬を思わせる寒さになりました。冷え込むと筋硬直がひどくなり心窩部の痛みも増します。やはりベンゾ離脱で一度ダメージを受けた体は弱くなっています。
少しずつ筋力を鍛えストレッチで体を柔らかくするしかありません。これにできれば外を散歩することも付け加えたいのですが、これまでやっていたような早朝散歩を寒くなってきた今の時期に再開するのは難しいです。
ウツ状態にもなっているので外にでるのが億劫になり、ますます悪循環になってきました。食欲もあまり無いのでウツ状態にも拍車がかかっています。「なんとかしないといけない」と焦りばかり残ります。

ベンゾ断薬は11月3日で5年4か月を迎えました。体調は時間とともに良くなってきているとはいえ、完全には治りきらず、もどかしい思いで日々を過ごしています。仮に今、治ったところでかなり年をとり時代も変わりました。今さら社会に適応しようという気はありません。下手に張り切るより今の自分を肯定し、できることから少しずつ積み重ねるのが無難です。自然体で受けて流すのがストレスの多い社会でのらりくらりと過ごしていくコツです。

深呼吸を意識的に実践して自然体に目覚める。簡単にできそうでなかなできません。しかし呼吸を整えることはかなり重要なこと。筋硬直と寒さで浅くなりがちな呼吸をゆっくり深くする。頭がクリアになりウツ状態も幾分か改善します。自分の思考や精神状態は呼吸にあらわれるので呼吸が浅い時は怒ったり不安になってため息をついていている時。ならば深呼吸をすれば冷静になり安心感を生み出します。離脱後の乱れがちな心身でも簡単にできる健康法です。
理屈でどうのというより呼吸を整えると精神や体が落ち着いてくるので人間は案外単純にできています。これからさまざまな危機やストレス状態に陥ることがあるでしょうが、意識的に呼吸を深く大きくコントロールすることでさまざまなストレスに対処できると考えています。体の痛みも少しは緩和するでしょう。



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。