断薬5年8ヶ月、回復と母の闘病

断薬5年8ヶ月、回復と突如の不安

目次

  1. 断薬5年8ヶ月、回復の実感
  2. 冬の終わりと体調の上向き
  3. 突然の電話、母の闘病
  4. 心の揺れとこれからの対応

1. 断薬5年8ヶ月、回復の実感

断薬から5年8ヶ月が経ち、体の状態は少しずつではありますが、確実に回復してきています。特に左半身のひどかった歪みがかなり改善され、筋肉の硬直も和らいできました。毎日のストレッチやトレーニングの積み重ねが、少しずつではありますが効果を実感できるようになっています。

以前は少し動いただけで痛みや違和感を覚えていましたが、最近では体が軽くなり、スムーズに動かせるようになってきました。こうした変化はとても嬉しく、今後の回復に対する希望につながっています。

2. 冬の終わりと体調の上向き

長かった冬もようやく終わりが見えてきました。厳しい寒さの中では筋肉が縮こまり、動きづらさがありましたが、これからの季節は気温の上昇とともに血行が良くなり、体が動かしやすくなると感じています。春の訪れが、回復の追い風になるのではと期待しています。

3. 突然の電話、母の闘病

体調が上向いてきた矢先、郷里の母から電話がありました。母は現在がんの闘病中で、普段の家事はこなせているものの、あまり病状は良くない様子でした。電話口の母は酔っていたのか、話が支離滅裂で、ただひたすら愚痴を聞かされる形になりました。

その中で、「最後の言葉」「入院前」といった気になる言葉が聞き取れました。もしかすると入院し、手術を受けることになるのかもしれません。

母とはここ3年ほど会っておらず、連絡は時折の電話程度でした。気にはなっていたものの、自分の体調や日常の忙しさ、さらには父との不仲など、さまざまな事情が重なり、帰省しづらい状態が続いていました。

しかし、母の状態を考えると、今こそ向き合わなければならない時なのかもしれません。

4. 心の揺れとこれからの対応

回復してきたばかりの体と心が、急な変化に対応できるのかという不安もあります。母のことが気にかかりつつ、無理をして再び体調を崩してしまうのではないかという恐れがよぎりました。

ベンゾジアゼピンの断薬を乗り越え、ここまで回復してきた自分の力を信じ、焦らずにできる範囲で母のことに向き合っていこうと考えています。何より、自分の体調を安定させながら母と向き合うことが、今の自分にとって最善の道だと思うからです。

これからも回復の歩みは続きます。自分の心身を大切にしつつ、母との関係にも向き合っていきたいと思います。


読者の皆さまも、日々の中で急な変化に直面することがあるかもしれません。そんなときは、まず自分を守りながら、できる範囲で進んでいくのが大切だと感じています。

 

 

 



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。