Contents
📖目次
- 冷え込みとともに訪れた体の変化
- ベンゾ薬害と長く続く筋硬直
- 食欲低下と昼食の見直し
- 雑炊に戻って見つけた“原点”の味
- AT式・朝断食健康法のすすめ
- 「食べすぎない」ことで得られる安らぎ
🍂本文
1. 冷え込みとともに訪れた体の変化
この1週間で季節が一気に進み、夏から冬に飛んだような冷え込みでした。
朝晩は肌寒く、思わず衣替えを済ませました。
体調の方は、依然として首や背中の筋肉が強張るものの、骨格の歪みが少しずつほぐれつつあります。
寒暖差に敏感なこの時期、体の芯が固まるような感覚がありますが、以前よりは回復している実感があります。
「改善している」──この事実が何よりの希望の光です。
2. ベンゾ薬害と長く続く筋硬直
ベンゾジアゼピン薬害による筋肉の強張りと骨格の歪みは、長い間わたしを苦しめてきました。
一見良くなっても、寒くなると再び固くなる。まるで季節のリズムと連動しているようです。
ただ、ここ最近は頚椎や背骨の歪みが改善し、体の中心軸が整ってきた感覚があります。
「体がまっすぐになる」というのは、単なる姿勢の問題ではなく、
心や気の通り道が広がるような穏やかさをもたらしてくれます。
この変化を感じられるだけでも、回復への道を歩んでいるのだと信じられます。
3. 食欲低下と昼食の見直し
ただ、食欲だけは相変わらず低迷しています。
週に一度か二度、ふとした拍子に食欲が旺盛になることがあるものの、
多くの日は食べる気が起きず、胃が受けつけない感覚が続きます。
朝は食べずに「朝断食」を継続中。
食事は昼と夕の2回ですが、その昼食のあり方を見直すことにしました。
4. 雑炊に戻って見つけた“原点”の味
最近の昼食メニューは、こうです。
梅干しとニンニク、ネギの雑炊。
冷凍しておいた少量のご飯に、自家製梅干しを2個入れて煮る。
お腹が空いていないときは、肉や卵を無理に使わない。
「食べなければ」と思う義務感を手放し、体が求めるものを素直に食べる。
雑炊というのは、まさに“初心に返る”料理です。
消化がよく、胃を温め、どこか懐かしい安心感をもたらしてくれます。
タンパク質を重視する現代の栄養学にとらわれすぎて、
むしろ食べすぎていたことに気づきました。
必要以上に摂取することが、心身の負担になっていたのです。
雑炊中心の昼食に変えてからは、胃も気持ちも軽くなり、
食費も節約できるというおまけまでついてきました。
5. AT式・朝断食健康法のすすめ
こうして自分なりに編み出した食のスタイルを、
「AT式・朝断食健康法」と名づけました。
基本はとてもシンプルです。
- 朝食は抜く(朝断食)
- 昼は軽め。雑炊・そば・うどん・たまにチャーハン
- 夕食は制限なし。酒も楽しむ
このリズムが自分の体質に合っているようで、
胃の調子が安定し、心のざわめきも静まってきました。
ポイントは、昼に食べすぎないこと。
昼を控えめにすることで、胃腸に余裕が生まれ、
夕方に自然な食欲が戻ってくるのです。
6. 「食べすぎない」ことで得られる安らぎ
現代は“栄養過剰社会”とも言えます。
タンパク質が足りない、糖質を控えろ、ビタミンを補え──
そんな情報が氾濫する中で、私たちは「何を食べるか」ばかり考え、
「どれくらい食べないか」を忘れてしまっています。
私の場合、ベンゾ後遺症による筋硬直、とくに横隔膜のこわばりに
この食事法がよい影響を与えていると感じます。
満腹状態を避けることで呼吸が深くなり、胸の圧迫感も減少。
食事の“軽さ”が心の軽さにもつながっています。
朝断食に軽めの昼食、そして自由な夕食。
このスタイルは、節約になり、心身にやさしく、
何より「無理がない」のが最大の魅力です。
結び
体の強張りが完全に取れたわけではありませんが、
少しずつでも自分に合う方法を見つけられるのは嬉しいことです。
「食べる量を減らす」ことが、
「生きる苦しみを減らす」ことにつながる場合もある。
秋の冷え込みの中で、そんな小さな知恵を見つけました。
この“AT式・朝断食健康法”を軸に、
冬を穏やかに乗り越えていきたいと思います。
📌 まとめメモ:
この記事は、断薬後の身体の変化と向き合いながら、
「食事の再構築」を通して心身の調和を取り戻す過程を描いた内容です。
次回は、AT式を継続してどう変化するかの記録(実践編)へつなげられます。




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