レキソタンとセルシンといったベンゾ系精神薬を大幅に減薬して今年で4年目です。
2015年当時、それまで朦朧としていた意識が明瞭になり、判断力が甦りました。
しかし同時に肉体は衰弱。胃痛、胃酸逆流、筋肉減少。
ストレスや栄養失調と言った原因もあるでしょうが、この4年の長期にわたる苦痛は、
まさに精神薬の減薬によってもたらされました。
とりわけセルシン(ジアゼパム)が自分にとって有害で服用中は意味不明な言動を多幸感の中で続けていました。
レキソタンも1日15mgから5mgまで減薬。時折断薬したり、逆に5mg玉×2=10mgに増えるなど、
断薬と再服用を繰り返すキンドリングに陥っています。
胃痛や筋肉減少は一息ついた感じです。ただ体内の水分やホルモンバランスが崩れ、
枯れたようなスカスカした感覚があります。
クスリで自律神経や免疫系統、ホルモンバランスが崩れたのです。
自然治癒力はなかなか回復しません。
福祉の助けで平常心を保っていますが、その中でも心理的虐待や職務怠慢な福祉業者の対応に
悩まされています。
ストレスになる人間関係ですが、それでも一人よりはマシという理由で福祉を受け入れざるを得ません。
ゴールは見えません。ただ一日を過ごすだけです。
レキソタンを夕方に5mgのむ。
4年前からこのペースは何も変わっていません。
断薬どころか、最小限のベンゾがないと脳のバランスを保てないようになっています。
お金の心配もあります。
ベンゾを最大量に服薬していた最中に気づかなかった可能性やチャンスに気づかされます。
絶交のチャンスを逃しました。人の善意に気づかず、悪意に解釈し、人の悪意を善意に解釈するという倒錯した
言動がありました。
今だから分かるのかもしれませんが、当時気づかなかったのは、セルシン5mg×3=15mgとレキソタン15mgの合計30mgを
一日のんでいたからです。
まさにクスリ漬け、ベンゾ漬けです。
この過剰処方に今では医師の悪意を感じますが、のんでいるときはそうした悪意に気づきませんでした。
一番信じてはいけない相手を信じ、クスリ漬けにされてたのです。
脳に作用するクスリを2007年から、これだけ浴びるほど毎日のんでいたのですから判断力、思考力が鈍って当然です。
自分の悪いところが出てトラブルになる。判断もできない。
チャンスや善意には全く気付かない。
2007年から2015年の8年の間、1日30mgもベンゾをのんでいたのですから当然といえば当然です。
レキソタン単剤では2000年から19年のんでいます。
ここまでくれば断薬など考えずにクスリをのみ続けた方がいいでしょう。
仮に断薬しても長くて9カ月、一年くらいしかもちません。
一日30mgのベンゾを一年かけて0にしたのですから、胃腸や内臓、筋肉や骨が少なくなって当然です。
食べても脂肪にしかなりません。
一時の衰弱した状態から2019年現在ようやく回復したものの、全身に筋肉は削げ落ち、
寒暖の差に弱い体になりました。
皮膚も脆弱。保水能力が劣化しているので、乾燥する冬場のシャワー入浴回数は多いままです。
精神的には自己嫌悪、後悔、自責の念、毒親への怒り(憎しみ?)
愛憎入り交じる不安定な精神状態です。
これをクスリ無しで過ごさなければなりません。40過ぎの中年男がです。
深い悲しみと体の苦しみにあってもクスリなしで日中を過ごし、時おり外を歩く。風景を眺める。
これまで薬漬けにされて気づかなかた四季の感覚と空気を感じるのです。
こうした自然を19年以上失っていました。その時期は30代から40代前半。人生で一番脂の乗り切った時期のはずです。
それがベンゾ漬けにされ毒親の過保護洗脳で大人としての自分を見失っていた。
歳月と喪失と人生の諸々の恵みを失った悲しみに打ちひしがれます。
時間は返ってきません。ベンゾ精神薬の一時的な安楽によって取り返しのつかない状態になりました。
親も年老いた。もう若さも体力も金もありません。
かつて当たり前のようにあった空腹感、人との会食が目標になっています。
障害者として惨めな姿をさらしながら生きながらえています。
「こんなはずではなかった」のです。
全てを破壊する精神薬とそれを過剰処方した精神科医への憤り。
日本という国は根本から腐っている。前提が狂っていると感じています。
体はボロボロになったけれど、クスリを大幅に減らすことができた。
これだけが私の自尊心になっているのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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