春の訪れとともに──回復への一歩

春の訪れとともに──回復への一歩

目次

  1. ベンゾ断薬から5年8か月と3週間
  2. 体の歪みがここまで改善
  3. 慎重なトレーニングの再開
  4. 春の訪れと散歩の再開
  5. 新たな一歩とこれから

ベンゾ断薬から5年8か月と3週間

気がつけば、ベンゾジアゼピンを断薬してから5年8か月と3週間が経過しました。振り返れば長い道のりでしたが、ようやく希望が見えてきました。

これまで、左にねじれた体と全身の筋硬直に悩まされてきましたが、最近になってようやく真っ直ぐになりつつあるのを感じます。まだわずかに硬直は残っているものの、着実に快方へ向かっていることを実感しています。

何十年も続いた不調からの解放が、少しずつ現実味を帯びてきました。



体の歪みがここまで改善

長年の身体の歪みが修正されていく過程は、決して楽なものではありませんでした。特に左半身の硬直は根深く、なかなか改善の兆しが見えませんでした。

しかし、ここにきてようやく左側の筋肉がほぐれ、バランスが整いつつあります。これにより、呼吸が楽になり、日常の動作もスムーズにこなせるようになりました。

「もう少しで本来の自分の体に戻れる」——そんな確信を持てるようになったのは、大きな進歩です。


慎重なトレーニングの再開

昨年は、回復を焦って無理をした結果、逆に体を壊してしまいました。その反省を踏まえ、今年は慎重にトレーニングを再開することにしました。

現在は夕方に30分ほど散歩をしながら、少しずつ体を慣らしています。また、懸垂などの筋トレも慎重に取り入れ、無理なく続けられるよう調整中です。

「急がば回れ」——この言葉を胸に、焦らずに一歩ずつ進んでいこうと思います。


春の訪れと散歩の再開

春の足音が近づき、外の空気が心地よく感じられるようになりました。桜もあと数日で満開になるとの予報が出ています。

この季節の変わり目に合わせ、長らく遠ざかっていた散歩を再開しました。体調を見ながら、無理のない範囲で外に出る時間を増やしています。

冬の間は家にこもりがちでしたが、やはり外の空気を吸うだけで気持ちが軽くなります。


新たな一歩とこれから

春は、体の筋肉がほぐれ、血流が良くなる季節です。これまでの長い冬の終わりとともに、私の人生の「冬」も終わりを迎えたい。

まだ完全回復には時間がかかるかもしれませんが、確実に前進している実感があります。

焦らず、しかし確実に。これからも回復の道を歩んでいきます。

 

 

 



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。