断薬5年8ヶ月、回復を実感する春の訪れ

目次

  1. 断薬5年8ヶ月、ここまでの回復
  2. 寒い冬を乗り越えて
  3. 外出や手続きができるようになった喜び
  4. 春の訪れとこれからの希望

1. 断薬5年8ヶ月、ここまでの回復

明日(3月3日)でレキソタン断薬から5年8ヶ月を迎えます。長い時間が経ちましたが、その間に確実に体は回復してきています。首や肩の硬直は以前よりかなり緩和され、特に左側にねじれていた頚椎や胸椎も日に日に良くなり、あと一歩のところまできました。

かつては寒さが厳しくなる冬になると、筋萎縮がひどくなり、体が動かせず寝込むことが多かったのですが、今年は違います。寒さの厳しい冬でも体調を大きく崩さずに過ごせていることが、自分にとって大きな成長の証となっています。

 

 

2. 寒い冬を乗り越えて

冬は回復途中の体にとって大きな負担となる季節でした。冷えが筋肉を硬直させ、少し動くだけでも痛みが出てしまうこともありました。しかし、今年の冬は違いました。体の歪みが改善され、血流が良くなったことで、これまでの冬よりもはるかに力強く、楽に過ごせています。

とはいえ、まだ完全に健康を取り戻したわけではありません。体を無理に動かすと硬直が戻ることもあります。そのため、日々のストレッチや筋トレを続けながら、自分の体と対話するように過ごしています。

3. 外出や手続きができるようになった喜び

先週、自宅から1時間ほどかかる神戸法務局本局へ出かけました。以前なら考えられなかった外出ですが、今はそうした移動ができるようになりました。さらに、地元の関係各所でさまざまな法的手続きをこなすこともでき、改めて自分の回復を実感する出来事となりました。

ほんの5年前までは、こうした外出や手続きはとてもできる状態ではありませんでした。ベンゾジアゼピンの影響で体が動かず、外に出ることさえ困難でした。しかし、今は違います。外出することが当たり前になりつつあり、少しずつ日常が取り戻せていることを嬉しく思います。

4. 春の訪れとこれからの希望

3月になり、季節の変わり目を告げる雨が降り始めました。数日続く予報ですが、雨が止む頃には春らしい暖かな季節が訪れるでしょう。冬の寒さが和らぐにつれて、体の硬直もさらに緩和し、動きやすくなることを期待しています。

体の回復とともに、気持ちも春のように明るくなればと願っています。ここまで来られたことに感謝しながら、引き続き自分のペースで前に進んでいこうと思います。


これからも焦らず、しかし確実に回復を目指していきます。同じように断薬に向き合っている方々にも、少しでも希望を持ってもらえたら嬉しいです。

 

 



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。