久々の外出、神戸で迷いながらの達成感

久々の外出:神戸での手続き

2月19日(水)、久しぶりに外出しました。目的は役所での手続き。自宅から三宮まで、自転車と電車を使って移動しました。しばらく遠出をしていなかったので、少し緊張しながらの出発です。ベンゾ断薬後では2回目の神戸三宮。30年前に通学通勤で通ったルートなので三宮までは気が楽なのが幸いでした しかし今回ははじめての場所。三ノ宮駅からどうなるか不安でした。

三宮駅での迷い

午前9時過ぎ、寒空の下、阪神三宮駅の西口に到着しました。そこからバスで目的地へ向かう予定でしたが、まずバス停を見つけるところでつまずきました。

「税関前」のバス停はどこか? バス停にいた人に尋ねましたが、誰もはっきりとは分からない様子。スマホで調べてもピンとこず、寒い中30分ほど立ち往生することに。



ようやく「税関前」と表示のあるバスが見えたので乗ろうとしましたが、思いのほかバスがどんどん進んでしまいます。慌てて100メートルほど走って追いかけ、やっとのことで飛び乗りました。走りました。なんか違うと思いながらも事態を打開したかったのです

さらに迷子に…

一区間進むと、終点の「税関前」に到着。ところが、何か違和感を感じました。周囲を見回すと、立正佼成会の建物やMicrosoftのロゴが見えるビルがありました。どうやら目的地の「税関前」ではなく、別の「税関前」に着いてしまったようです。

ここから再び迷子に。元の道を戻りつつ、近くで作業をしている人に道を尋ねると、逆方向に進んでいたことが判明。今度は西へ向かい、歩道を越えて歩き続けました。

ようやくそれらしい建物を見つけたので入ってみましたが、そこは合同庁舎。

目的地ではありませんでした。しかし、守衛さんが親切に道を教えてくれ、ようやく近くの法務局にたどり着くことができました。

予定より早く手続き完了

午前10時30分、ついに目的地に到着。予定していた時刻よりも1時間も早く着くことができました。運良く担当の手が開いていたようで中に通されました。役所の手続きが思ったよりスムーズに進み、予定より1時間も早く完了。

久しぶりの外出で、知っているはずの神戸三宮で迷ってばかりでしたが、最終的には無事に目的を達成することができました。長いこと引きこもりがちだった分、街を歩くのは新鮮な体験でした。

外に出るのはやはり気力がいるけれど、たまにはこういう日も必要なのかもしれません。


これからも少しずつ

今回の外出で、方向感覚の鈍りを痛感しました。長く外に出ないと、こういう勘が鈍ってしまうものですね。でも、迷いながらも自力でたどり着けたのは小さな達成感でした。

これからも無理のない範囲で、少しずつ外出の機会を増やしていけたらと思います。



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。