【ベンゾ離脱回想録】睡眠薬は抜きやすかったです

ベンゾ系の睡眠薬は離脱がきついので「抜きにくい」「後遺症が残った」などと悪いイメージがありますが、自分の場合ベンゾ系フルニトラゼパムのロヒプノールやサイレースは離脱も無く簡単に抜くことができました。飲んでもあまり効かないのですが、不眠がきつい時に処方されたサイレースで少し眠れ楽になったことがあります。通常のマイナートランキライザーのレキソタンやセルシンは、依存性が強く抜くのも5年がかりと大変でした。これは脳のホルモン分泌の個人差が原因だそうです。
「睡眠薬に離脱症状が無いのなら飲んでもいいのでは?」と思われるかもしれませんが薬を飲むと頭がボケ筋肉にも悪い影響を及ぼすのでのみたくありません。自分の場合、睡眠薬に関しては大した離脱も無く真っ先に抜くことができ、不眠がきつい時に一時的に服用しこれも簡単に抜けました。これが本来の薬の使い方かもしれません。
何より睡眠薬をのんでいた時より完全に断薬した今の方が睡眠の質は良いし疲労感も少なくなりました。そして頭がクリアになったのが一番良かった点です。そもそも離脱のきつさの有無に関係なく安易に睡眠薬や抗不安薬など飲まないのが一番なのは言うまでもありません。睡眠薬に関しては自分は運が良い方だったのでしょう。
一番の不眠対策は睡眠薬をのまないことです。そして朝日が差し込む日当たりの良い部屋で寝起きすることです。さらに起床後すぐに外に出て朝日を浴びると体内時計が整い夜も自然な睡眠がとれるようになります。これは長年不眠体質だった自分が断薬し生活を改善することで発見しました。まだ首肩が硬直し神経が過敏だったにも関わらず自然と早寝早起きに慣れたのです。限りなく自然に近い生活をしておけば体は一日のリズムに素直に従ってくれる力を持っているのです。この自然の力を壊すのが睡眠薬ですから本末転倒なものを医者は患者に与え続けているのです。眠れないから薬に頼るという患者側の意識にも問題がありますが、早く薬の無意味さに気づいて生活改善をするしかありません



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復